ステータスを確認してみた
俺の名前はアスクでいいのか、コレって自分に鑑定は出来るのだろうか。
ステータス
名前:アスクレオス・ワイズバッシュ
性別:男
称号:公爵家長男
隠し称号:探究者 転生者 カティウスの友達
職業:
年齢:1歳
レベル1
HP:5
MP:2
攻撃力:1
防御力:1
素早さ:1
賢さ:1
器用:1
幸運:100
通常スキル
・鑑定1
・薬学12
エクストラスキル(*特殊なスキルでない限り見えません)
・毒薬の才能
ユニークスキル(*所持者以外見えません)
・毒薬生成
・限界突破
加護:カティウスの加護
鑑定レベル1
鑑定レベル一で鑑定出来るものを鑑定する。
「コイツ今度は自分の事を鑑定してるぞ、たまげたな」
この世界での鑑定には注意が必要になってくるわけか・・・。相手が悪い気もしないでもないが、子供相手に油断している状態の父親でこれなのだから、きっと誰に対しても同じ反応を見る事になるのだろう。観察には気を付ける必要がありそうだ。
「あら~よかったでちゅね~アスク」
「鑑定が使えるという事はもう既に考える事も可能という事でしょうか」
「ん?ああ、そうなるな、これ程の才能あるやつが俺の息子なんて嬉しいねぇ、鍛えがいがありそうだな」
どうやらクレウスとカトレアが自分の親のようだ。種族の違う両親に使用人と大きな部屋ね・・・随分と恵まれた場所に落ちたらしいな。それに急になぜか、泣き出してしまった。生理現象だろう。
「お腹がしゅきまちたか~?」と、よしよしと俺をあやしながら、カトレアは食事を差し出し、俺はソレを吸引すると、満足気なげっぷをした。そうすると急に瞼が重くなり、深い眠りが俺を誘って来たので、それに手をひかれるように俺は眠りについた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「シンリーは子育てのほうは大丈夫なの?アスクばっかり手伝って貰ったら何か悪いわ~」
「心配せずとも私の娘は旦那や厨房の生徒達が頑張って彼女を立派な料理人にします。私は彼女のごはんを作る為に健康的な生活をするだけで十分です」
胸を触り、シンリーはかつてはなかった胸の温かみに気付き微笑む。
「今日は早く帰って娘の面倒を見てあげなさい、アスクは当分起きそうにないからぁ~」
カトレアにそういわれたシンリーはその場を後にするのだった。
「ではお言葉に甘えさせていただきます」
シンリーが帰った後、二人はアスクの事で話合った。当たり前だった、扉を開けて我が子を見ると知らない何かが混ざっていたのだから・・・しかし彼らは強かった。害のあるモノならばアスクから切り離そうと思ったが、そうでは無く共存を望んだそのナニカを受け入れる覚悟をした。
「これから育つアスクに、あの中のナニカが不要なものであるならばそれを切り捨てる覚悟をしておけよ、カトレア」
「あら、二人の子が出来たと思えば可愛いじゃない。野蛮な考え方は相変わらずなのね、ほほほほ」
二人は未知に対応するための決意を固めた。
ステータスはとりあえずこんな感じで