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独学の毒薬で異世界無双  作者: ほふるんるん
少年期編
26/185

冒険者ギルド&冒険者&報酬

ギルドの説明だけになりました・・・

俺達はその後、詳しい説明をしたいという事で、支部長室へとお呼ばれになった。支部長の考えなど余計な物まで混じって長い説明となったので、紙に書きながら話を聞いて行くとこのようになった。


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一 冒険者ギルドはクレウス(ギルドマスター)をトップとする巨大な冒険者支援組織で、冒険者が持ち込んだ魔物の素材を相場の値段で取引したり、民間人から依頼を集め、それを冒険者に提示することをおもな仕事とする。


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二 冒険者ギルドに国境は無く、他のギルドの依頼を受けることも可能であり、また、どこのギルドでも依頼を達成した場合には依頼金を受け取ることができる。


依頼のキャンセルは、受けた場所ではキャンセル料を。受けた場所以外では二倍の値段となる。


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三 そして冒険者ギルドにはバッシュのような冒険者に、仕事に準じて階級が与えられる。E~Zまでのランクは説明は以下の通りになる。

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≪Fランク≫


子供でもなれる。殆どEランクに仕事をとられるため、犬探しなどの簡単なものがおもな仕事。


一つの依頼で得られるのは銭貨から銀貨が関の山。

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≪Eランク≫


成人(16歳)になると誰でもなることができる。大人しか頼めないようなお使いや、少し危険なお仕事が含まれる。


一つの依頼で得られるのは基本銅貨で、依頼によっては銀貨が数十枚というモノもある。

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≪Dランク≫


Eランク冒険者が強さを認められれば、上がる事が出来る階級。Dランクからは基本的に森への採集依頼、小型の魔物の討伐依頼が増える。


一つの依頼で得られる報酬は銅貨が数十枚から銀貨すう枚。安定してはいるものの、Eランクのような銀貨数十枚という依頼は無くなる。


そして一番冒険者の多いランクでもある。

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≪Cランク≫


多くのDランク冒険者達の中から、依頼の質と量を考えて支部長が試験を受ける資格があるものがいれば、依頼達成時に呼び出され昇格する。十分な力を持っていないと、資産目当てで襲われる危険性があるため、厳しい水準をクリアした者のみがなる事が出来る。


一つの依頼で得られる報酬はDランク冒険者の二倍と言われており、上手くいけば金貨も夢では無い仕事にありつくことが出来る。しかしその分危険度も倍以上のものになり、見知らぬ人間から知り合いだと言われたり宗教などが多く来るようになる。

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≪Bランク≫


Cランク冒険者の中で特に目立つ者達が選ばれ昇格する。このとき既にレベルが50を超えている者が大半となる。今まで簡単にしてきたCランクの依頼からBランクの依頼に変わった事によって収入が落ちるといったこともあるらしい。それほどまでにBからは、依頼の難易度、準備などに時間とお金がかかる。


一つの依頼の報酬は基本的に金貨すう枚になる。

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≪Aランク≫


Bランク冒険者の中から支部長がギルドマスターに推薦し、ギルドマスターは推薦された冒険者と面接し、判定をする。BからAランクに上がるというのはいわば一つの壁を超えるようなもので、レベルも平均して70を超える強者揃いになる。


一つの依頼の報酬は基本金貨すうじゅう枚。

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≪Sランク≫


Sランク冒険者からは、主に護衛任務や、遺跡の探索と言った国が関わるような仕事になる。一人でAランク四人分の仕事をすると言われるほど、隔絶した差がある。国に治める税金の料が跳ね上がるということはあるものの、国からギルドへ、ギルドからSランク冒険者へと宿泊費無料など様々な特典を与えられる。


一つの依頼の報酬は基本金貨数百枚。

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≪SSランク≫~≪SSSランク≫


SSランクとSSSランクには明確な差は無く、ただSSランクからSSSランクになるためにはギルドマスターとの試合でいい成績を出すとSSSランクに上がる事が出来る。主な仕事は集団でのZランクモンスターの討伐、および発見から手続きまで。


結婚相手が王族という事もよくある話になってくるランク。


このランクから、基本的に歴史に名を遺す英雄や、勇者が生まれ、一つの依頼の報酬は既に口に出して言える額を超える。

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≪Zランク≫


単体でZランクの魔物を対峙する冒険者の事を指す。ギルドマスターと対等、もしくは倒す事の出来る化けものであり人外であり超越者と言われる。知名度は低く、SSSランクが最高の名誉と言われるほど。

昇格方法は不明で、支部長には伝えられていないらしい。勿論、報酬額など不明。


Zランクへの依頼はイザヴァルによって発注されるか、もしくは国の存亡をかけた依頼。


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「・・・・とりあえず強くなればいいのだな?」


「それでいいんじゃないかしら?」


ティアにはまだすべての内容を覚えるのは酷だったようだ。説明の時間も軽く一時間はかかったし、子供なら眠って当然だろう。二人とも支部長の話が終わると目を擦ったり、あくびをしたりなど眠そうだ。


説明が終わった後、部屋を出ると用意されていた冒険者カードを三人で貰い、ティアとメロエにはそれと今回の狩りで手に入れた銀貨や金貨の袋が渡された。


「えへへ、多すぎて、金貨になるから何枚か銀貨に変えて貰っちゃった~」と、メロエは初めて自分で手に入れたお金に頬を緩ませている。メロエのユニーク個体はユニークを研究している機関が、高い値で買ったようだ。


次にティアは少し残念そうに帰って来た。


「オークジェネラルやらオークキングで白金貨に・・・これでは飯が食えんでは無いか!」と、ぼそぼそ何か言っている。もしやと思いティアに両替について話すと、ダッシュでとんでいき、笑顔で帰ってきた。


三人で扉を開けてギルドを出ようとすると、ギルド嬢、(コフィルというらしい)が、俺達の足を止めた。


「メロエちゃんとアスクレオス君は職業がまだ決まって無いわよね?教会に行って職業を決めて来たら?」


次時間があるときにでも、教会によってみよう。













次が教会です。

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