短歌を詠もう!
まずテーマを決めよう!
いわゆる題材ですね。
恋愛の歌が多いですが、テーマは自由です。
家族や友達へ捧げる歌もいいですし、自分の境遇を歌うのもアリです。
世相をぶった切るようなパンクな歌も素敵ですね。
要は書きたい気持ちさえあれば準備完了です。
あとは約31文字の中に収めるだけでいいんです。
簡単でしょ?
……嘘です。
本当はテラ難しいです。
でも、物は試しです。
やってみましょう!
『小説家になろう』
これを題材にしてみますか。
せっかくなんで。
『小説家になろう』から連想する事柄をピックアップします。
小説家になろう
↓
小説家になるために
↓
小説家ってどんな人?
↓
小説家=物書き
↓
書くために必要なもの
こんな風に色々とイメージします。
そこからイメージを集約していきます。
物書きならペンだな。
小説家になるのは夢だ。
夢は叶えるものさ。
具体化出来たら、文字を割り振ります。
5、7、5(上の句)
7、7(下の句)
少しくらいのオーバーはアリですが、明らかにリズムを崩してしまうのは反則です。
では、やってみます。
夢は叶えるもの。
叶えたい!
じゃあ上の句はこれだ!
『叶えんと 想い描いた 夢語り』
次の下の句には小説家ならではの情景を入れたい。
小説家は物書きだから、書くってのを含ませたい。
よしっ下の句はこうだ!
『思いのままに ペンを走らす』
さらに合体!
『叶えんと 想い描いた 夢語り 思いのままに ペンを走らす』
意味:自分の理想の夢を人に語り、物語を思いつくままに書いています。
とまぁこんな感じです。
意味の解釈は人それぞれですので、受け手によって深くも浅くもなります。
それが短歌の面白い所と言えるでしょう。
作品の完成度は勘弁してください。
これが私の精一杯なんですから……。
皆様も試しに是非一度やってみてください。
楽しいと私は思います。
もしかしたら、新たな才能が開花するかも知れませんよ。