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ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
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第五章 第三話 天帝の真意

「ヴァルシュタインの血筋は、君らよりも人狼ワーウルフの血が濃いんだ。姫様ほどじゃないが。一度覚えた相手の匂いと気配は忘れんよ。」

ヘイゼルは、剣を抜いた。

「覇王疾風剣!」

風をまとわりつかせた剣が、ブラストを襲う!

「くそっ!以前より強い!」

「言っておくが、僕は、エミアや聖鳳凰フェニックス様ほど甘くはないのでね・・・それが例え、我がヴァルシュタイン家の親戚筋に当たるとはいえ、レイスト一族に世界を滅ぼそうとする者がいるなら・・・」

ヘイゼルの眼光が、人のそれから、狼のそれへと変わる。

「容赦はしない!」

突如、ヘイゼルの剣が輝く。

「ライトニングブレード!」

「我らが父・二代目レイストの技か!」

その様子を眺めつつ、ルカは思案にふける。

「さて・・・どうしたものか・・・」

そのとき、ルカの肩をちょいちょいと、つついた者がいる。

「誰・・・ってわあっ!シェス!」

「まったく・・・簡単なお使いもできんのか君は。」

「誰です?」

ティアが尋ねた。

「君らが、天帝プロヴィデンスと呼ぶ人だよ・・・創造神帝キングジェネシスシェス・カーバイン・・・」



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