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ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
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第四章 第四話 明鏡止水

さて・・・ルアーをとりつけ、糸を垂れる・・・

どうして、自分が声をかけたとき、魚は逃げたのだろうか・・・

エミアは考える。

精神統一し、心を落ち着かせる。

‐父上が言ってたっけ・・・何も無い波紋すらない水面を思い浮かべよって・・・-

すると、魚がルアーに近づくのが、『見えた』のだ。

そして、食らいつく瞬間を見計らって、竿をひく!

「や・・・やった!」

「それこそが、『明鏡止水』あらゆる武術の極意よ。まさか、キティルハルムの格闘士隊の教官だった私が、三代目レイストに伝授するとはね・・・」

                                               彼女・・・ミリスがキティルハルムの格闘士隊の教官を勤めていたころ、隊員・・・つまり弟子が、訓練の怪我が元で死亡した。

弟子は、人一倍身体が弱く訓練を休みがちだったが、本人は、それを気に病んで無理な修行を続けたらしい。その結果、怪我をし、その怪我をおして修行を続け・・・帰らぬ人となった。

「ミリス!気にするな!」

上官は、止めた。必死だった。

「いいえ!決めました!」

ミリスは、辞表を提出し、この山に籠もり修行に励んだ。

いつしか、彼女は・・・

仙人と呼ばれるようになった・・・

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