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ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
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~勇者の手記より~②

それは、復活したてで自我というものをまったく持っていなかった。

だが、それは、レイストたちには好機だった。

「いくぞ!陣を組め!」

ヴェイスト、ルザル、エリナ、レイザールが槍、弓、メイス、斧を構えた。

「我が名によりて生まれし五つの星よ!我が前の闇を封じ込めよ!」

五つの武器が魔方陣を描き、それを消し去った。

「これからどうする?計画から言えば、お前が、一番つらい目にあうことは間違いないんだが・・・」

ヴェイストが、レイストを見た。

「いいや・・・」

レイストは頭を左右に振った。

「僕の子孫たちだ。その名に恥じぬ栄光を手にできる者もいるだろう・・・だが、その名に押しつぶされてしまう者もいるだろう・・・僕もそれくらいはわかる。しかし・・・そうなってほしくは無いと思うのは、『親の勝手』なのかな?」

そう言ったレイストの表情は、どこか哀しげだった・・・

判っていたんです。二代目レイストは・・・

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