表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
70/128

第三章

この世界は、飛躍的に発展を遂げた。

書いた文章を転写する機械や、魔法力で通話するオーブ・・・

果ては、魔法力で走る列車まである。

トラルティール大陸とラムンセン大陸とを繋ぐ列車の座席で、ティアは「女性騎士最新ファッション」なる雑誌を読んでいた。

スケベ男が喜びそうな覆う範囲が少ない超軽装鎧ライトメイルに、下着同然の騎士服ばかりである。

「ねえねえ!こんなの着ない?」

ティアは向かいの席に座るエミアに尋ねる。

「いいえ。これは邪道です。第一、実用性がありません。鎧の下には、きっちりとした騎士服を着るのが当たり前です。フリーの騎士ならともかく、王家や自治領の騎士はこんなのは着ませんよ。」

エミアは、げんなりとした表情で切って捨てる。

『停車駅・ハレルーン・・・!次はハレルーンでございます!』

アナウンスが流れる。

「馬鹿なこと言ってると、置いていきますよ・・・」

「ま・・・待ってぇ!」

ええ。エミアは堅物です。

ちなみに、私もあの鎧は好きではありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ