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決戦!闇を斬る刻!
さあ!今年の書き始めです!
「こ・・・これは・・・」
レイストが意識を取り戻したとき、そこに横たわっていたのはセリナだった。
「・・・・・・」
レイストは、セリナの額に手を当ててみた。
「魔法力を使い果たしたのか!それだけじゃない!残りの体力まで・・・!」
傍らでは、ヴェイストが立ち上がっていた。
「たいした仔犬ちゃんじゃないか・・・ここまでやって仲間全員の命を救うなんてな・・・」
「!!」
レイストは、デラルを見据えた。
「いくぞヴェイスト!」
「ああ!」
セリナは見た。
レイストが、ギガボルトを唱え、ヴェイストがエヴィルブラストを唱える姿を・・・
「「正邪融合!!」」
二人の声が重なり、光と闇の雷撃が一つになる。
「「黄昏の雷撃!」」
-ぐああああああああああっ!-
デラルの絶叫が響く。
「暗黒剣!」
ヴェイストの剣が黒い光(?)をまとった。
「でりゃあああっ!」
ヴェイストの一撃が、デラルを切り裂く!