表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第一部 騎士の少年
37/128

第七章 第三話 五竜王

あの寒いギャグは、妹との会話から思いついたものです。

メイルと聞いて、メールと同一視していたようなんです。

「よう。人間にエルフに獣人か。珍しいな。」

ふらりと入った防具屋・・・

「どれがおすすめですか?」

興味丸出しでレイストが、店主に尋ねた。

「俺たち竜族の鱗を貼り付けて造ったドラゴンメイルってのがある。

竜族の手紙を貼り付けて造ったドラゴンメールってのもある。ついでに、風の精霊の加護を付与した『エアメール』ってのも考案中だ。」

一瞬、店内が凍りついた。この親父ギャグ・・・寒い・・・

「ところで、五竜王は・・・?」

「山肌に張り付くように接した城が、竜王様方の城だが。」


レイストたちは、謁見の間に通された。

玉座が五つ並んでおり、中央に五歳ほどの金髪の少年・その左側にレイストと同じ年頃に見える銀髪の少女・右側に赤髪の老人・左端に青髪の青年・右端に白髪の少女がいる。

「先の戦いでは、我ら竜族も被害を受けた。また今度もそうなりかねないのでね・・・協力させてもらうよ。」

中央の少年・金竜王が言った。

「レイストの盾をレイストに渡すのが、筋ってモンだけど、君には『ある人』に逢って試練を受けてもらうのが約束となっている。」

そういうと金竜王は、立ち上がった。

「付いて来て。」


金竜王に連れられて移動した先は、神殿のような部屋・・・

そこには、銀の鎧を纏った男が立っていた。

「我が名を継ぐ者よ。よくぞ来た。」

そこにいたのは、紛れもなく・・・!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ