表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第一部 騎士の少年
27/128

第五章 第三話 海上都市ヘクセンティアール

そうです。レイストは、雑学オタクです。

レイストたちは、トラルティールの頃から栄える海洋国家ヘクセンティアールへの定期便に乗った。

残るレイストの武具と炎のレイピア、吹雪の弓のありかを探すためである。

「わぁっ!海ーっ!」

セリナがはしゃぐ。

エリナとルザルは、魔法具のチェックをしている。

「どんなところなの?ヘクセンティアールって。」

ユムが、レイザールに訪ねた。

「レイストが嫌いな国。」

「ははあん・・・」

そういえば、アベックやエリナ&ルザルによくガンつけてっけ・・・

「でも、あの仔犬ちゃんはそうでもないみたいよ。」

「どっちかというと、子供の面倒を見ているに近い。」

「ははは・・・」



ヘクセンティアール・・・

この国は、獣人族の一種人魚族と共存する海洋国家である。

人魚や、その混血を中心とする大艦隊や海中騎士団さえも要する。

陸では最強と言えるのが、トラルティアやラムンセンだが、海ではヘクセンティアールなのだ。

だだ、レイストには、一つ楽しみがあった。

ぜひとも、水系の魔法の基礎である。

レイストは、母エリティアから教わった基礎、そして独学、勇者レイストの遺跡より得た知識で、『炎』『吹雪』『風』『地』『雷』『光』の六つの系統の魔法を得ている。ただ、これらは、陸に住むエルフに由来しているので、『水』を操る人魚族に興味を持ったというわけだ。

しかし、内心少しげんなりとしている。

なぜなら、この国は、恋人の国とも呼ばれていて、アベックが多いことでも有名だからだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ