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ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
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第十一章 第五話 神と悪魔から目を背けた者・・・

「無詠唱とは、思念詠唱ともいう。すなわち呪文を長かれ短かれ、『思考』する必要がある。だが、今の私にはその必要が無い!」

「くっ!」

エミアは、ふとウォルストの背後を見た。

玉座があり、さらに背後に祭壇がある。

そこにレイストの槍、レイストのメイス、レイストの弓が刺さっている。

「突然剣が消えた時は驚いたが・・・どうでもいい。いっとき武器が揃えば封印自体は解ける。とはいえ・・・」

ウォルストがマントを翻した。

「貴様らは、自分の価値観で人に善意を押し付ける。『自分がされたら嫌なことは、他人にするな。』か。よく言ったものだ。だが、『他人にとってされればよいこと』だったらどうだ?考えたことはあるか?」

ウォルストは続ける。

「そのすれ違いこそが間違いだ。心と心で通じ合えばだと?それでも・・・相手の考えていることは・・・」

ウォルストは、黒い雷撃を放った。

「っく!」

エミアは、絶対魔法防御でやりすごす。

「『理解』できんのだよ!」

「そんなことは・・・!いつか解りあえるときがくる!」

「いつか・・・また『いつか』・・・そんな甘い毒に踊らされて、永遠に苦しみたいか!?知れば誰もが貴様のようになりたいと願うだろう!貴様のようでありたいと望むだろう!故に許されない!貴様という存在は!」



ウォルストの最後のセリフ・・・ガ○ダムSEEDより引用しました。

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