表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーフエルフ・アドベンチャー  作者: SHIN
第二部 勇者の少女
109/128

第九章 第二話 ウォルスト城突撃!①

「敵側の魔装ゴーレムの鹵獲機を分解してみたら、こんなものが出てきたわ。」

エミリアは、大型の魔法力記憶集積回路チップを懐から取り出した。

「これって・・・」

「そう。分析してみたら、これが、機体を動かしていたみたい。敵にしたら、少ない兵力をこれで補おうとしていたようだけど・・・」

エミアの呟きに、エミリアは補足する。

「兵器というより、殺人機械じゃないか・・・!」

ヘイゼルが憤る。

「でも奴らにできるってことは・・・」

「その気になればこっちも、同じことができるってことよ。」

ブラストとサイストが、言う。

「まさに、『光と闇』ね。嫌味かしら。」

ディナが皮肉を言う。

「ま、ルカの『聖鳳凰フェニックスと比べた場合、開発者であるファルストにしてみれば、こっちのほうが『美しい』のかも・・・」

「どうして?」

「あいつ・・・『人間味』ってのが嫌いだから。」

ブラストが言う。

「そう。だから、あの子が美しいと感じるものは、全て無機的もしくは機械的・・・他人どころか、自分の笑顔すら嫌いなのよ。つらい目にあっていたころ、『笑っている』と言われ続けたから。」

サイストが補足した。

「そろそろ、神聖騎士パラディンの皆さんの攻撃が決まるころだよ!」

フェアルが、報告に現れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ