表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/49

うまくいかない日

 センセーが出席簿を持って教室に入ってきたけど、綾実の姿はまだない。


「今日、倉沢は風邪で休みだ。

みんなも体調管理には気をつけるように」


 そうセンセーが言って、今日は綾実が学校に来ないのを知った。

アタシはなんとなく申し訳なく思う。


 何がって訳じゃないけど、なんとなく抜け駆けみたいな。

……そんな感じになってしまってるから。


 メールや電話をすればいいと思ったけど、あたしってばアツムのことばかり考えていたせいで、

うっかり綾実の連絡先を聞いてなかったことに今更気が付く。


 ――アタシってなんでこう、抜けてるんだろ。


 

 その日はなんだか何もする気になれなくて。

 その上、部活では失敗して、せっかくのお料理を黒焦げにしてしまった。


 

 あんなに楽しみだったアツムとのデートも、なんとなく気が重く感じる。



 アタシはアツムとの待ち合わせの店で、ゆっくりと紅茶を一口飲む。


 なぜか今日は、紅茶の優しい味がしなくて、代わりに口の中に熱い感覚だけが広がった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ