表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/49

到着?

 「変なところ、ないかな? 」


 アタシは部屋にある鏡で、自分の服装をチェックする。


 いまいちアツムの好みの服がわかんないから、服を着るのもなかなかむずかしい。

 ちょっと子供っぽいかな? とか、地味すぎたかな? とか。

 私服で会うときはいつも悩んでしまう。


 今日は裾がフリルになってるチュニックと、レギンスにしてみた。


 チュニックはちょっと長めの丈だから、レギンスを合わせなくても良かったんだけど、

なんか、その、ちょっとアタシから誘ってるとか思われても……だし。


 でも、アツムが、その……したいって言ってきたら、やっぱりしちゃうのかな……。


 最初はすごく痛いって聞いたことあるから、なんかちょっと怖い。

 痛いのってすごく苦手なんだよね……。


 でも、断るのって……どうなんだろ。

 そんなに好きじゃないって思われたりしちゃうのかな……。


 アタシは答えを見つけ出せないまま家を出た。

 まあ、きっと、なんとかなるでしょ。

 なんて、思いながら。




 アツムの家は学校と反対方向だった。

 アタシの家の最寄り駅のの次の次。


 彼の話によると、駅を降りてすぐのマンションらしい。

 

 アツムが書いてくれたメモを見て、目的地を目指す。

 紙には簡単な地図と住所が走り書きで書かれていた。


 

 アタシはどきどきしながらアツムの言っていた駅に着いた。

 アツムの地図通りに行くと……確かにあった。ありました。


 アツムの住んでいるマンション――。


 ってか。

 これ、一体何階まであるの? ってくらいのすっごいマンションなんですけど?

 いや、マンションじゃなくて「オクション」って言うんだっけ??


 アタシはちょっと眩暈を覚えた。


 そういえばアツムってお金持ちだったんだっけ……。


 アタシはなんだか別の意味でどきどきしながら「オクション」の扉を開けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ