罰ゲーム五個目⑩
「ほんと、ここがお風呂場で良かったね、マリア」
「う~~~」
「ほら、恥ずかしがってないで、もうちょっと、足を開いてよ。
股、洗い流せないじゃん」
「恥ずかしすぎますわ。
親友の前でイッてしまうなんて」
「それだけ、アタシの揉みテクが凄かったって事でしょ。
はい、綺麗になった」
「ありがとうございます、キララさん・・・
いえ、でも、お礼を言うのも違う気がしてきましたわ」
「失礼だなぁ」
「ほんと、恥ずかしいですのよ。
いくら、同性とは言え、潮を噴いてしまうのを見られるのは」
「なら、マリアも頑張って、アタシをイカせてみなよ」
「望むところですわ」
「はい、どうぞ」
「・・・・・・こうも堂々と、おっぱいを突き出されて、揉まれる気満々の姿勢を見せられると、今から、悪い事をするような気分になりますわね。
キララさん、恥ずかしくありませんの?」
「モデルをやってると、同性相手におっぱい見せるの、抵抗無くなってくるしねぇ。
でも、ぶっちゃけ、マリアはアタシとおっぱいの大きさが近いってのもあるかな」
「どういう事ですの?」
「いやさ、マリアもアタシが契約してる出版社の雑誌、時たま、読んでるでしょ?」
「えぇ、毎号、定期購読して、チェックしてますわ。
それに、キララさん、部室にもバックナンバーを置いていますもの」
「ありがと。
だったら、マリアも、雑誌のコンセプトって言うか、特色、何となくでも理解ってるよね」
「そうですわね・・・ザックリ言えば、巨乳のモデルが多いですわ」
「うん、そういう感じなんだよね、アタシがモデルをやってる雑誌の特色は。
だから、モデルもおっぱいがデカいんだけど、今のとこ、Gカップのアタシが一番、デカくて、読者人気もナンバー1な訳ね」
「おぅと、まさか、サラっと自慢を入れてきましたわね」
「事実は言っておかなきゃね。
他のモデルもデカいけど、アタシよりは小さいの。
まぁ、小さいって言ったって、ほとんどがEかFだから、それより胸が小さいモデルからしたら、ブチギレ案件かもしれないけど」
「間違いなく、血涙を流しますわね、お胸が小さい方々は」
「Hカップのマリアに同情されたら、普通サイズの女の子は怒りで全身から血が噴き出すと思うけど。
まぁ、要するに、更衣室で着替える時さ、アタシがおっぱい丸出しにしてると、おっぱいはそれなりに大きいけど、他の要素がマイナスで、今いち、人気が低いモデルの子に睨まれちゃう訳よ」
「つまり、嫉妬されている、と」
「ざっくり言えばね。
アタシとしては、おっぱいも器も小さい子に睨まれたとこで、痛くも痒くもないのよ。
たださ、鬱陶しさは感じる訳」
「私もそういう経験ありますわね」
「マリアも、二位以下の人に睨まれてそうだもんね」
「だから、自分よりもおっぱいの大きい私の前では、清々とした気分でおっぱいを突き出せますのね」
「マリアは、私を妬む理由がないじゃん」
「あえて挙げるのであれば、宇津路さんと仲が良い事にはモヤモヤしてますわ」
「それを言われちゃうと、こっちも反応に困るなぁ。
何にせよ、親友のマリアになら、おっぱいを見せても、揉まれても恥ずかしくないよ、アタシ。
まぁ、今、ちょっと、自分がクサい事を言っちゃった気がして、顔が熱くなりそうだけど」
「そんな事を言われてしまったら、私まで恥ずかしくなってしまいますわ。
では、キララさんのお言葉に甘え、おっぱいを揉みますわね」
「いいよ」
「同性であっても、いえ、同じ女だからこそ、ドキドキさせられますわ」
「あんっ」
「当然と言えば当然ですが、やはり、触り心地も違いますのね」
「・・・ふぅ」
「私は自分の乳房を撞き立てのお餅のように感じていますけれど、キララさんのおっぱいは・・・・・・そう、言うなれば、蕨餅を彷彿させる瑞々しい弾力を、指に感じるものですわね」
「お゛っっ」
「柔らかさと弾力性、この両立しているおっぱいを指で堪能するには、やはり、モーツファルトのピアのソナタ K.545 ハ長調が最適ですわね。
今から、キララさんのおっぱいで美しい演奏を披露しますわよ」
「ん゛ぐっ!?
きもちっいいっ。
やばっっ。
キタッッ」
「さっきのリベンジですわ。
ほら、キララさん、思い切って、イッてくださいな」
「おごっ。ひゃっっ・・・はっはぁはひっ・・・・・・乳首だめっっ」
「乳首が気持ちいいいんですのね?
では、もっと、強く摘まんであげますわよ。
ほら、ギュッッッ~~~」
「だめっだめっ、キちゃう、キちゃうから」
「さぁ、フィナーレですわよ」
「マリア、イぐっっ」
「悔しいなぁ、女子高校生にもなって、おしっこ漏らしちゃうなんて」
「ほんと、ここがお風呂場で良かったですわね、キララさん」
「くっ、しれっと、さっきの仕返しをしてくるじゃん」
「瑠美衣さんとピアノの先生に感謝ですわ」
「ルビィはともかく、先生の方は、アタシを乳首イキさせるために、ピアノをマリアに教えてないと思うんだけど」
「そうでしょうか・・・クチュンッ」