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宇津路くん、アソびましょ  作者: 『黒狗』の優樹
罰ゲーム二個目
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罰ゲーム二個目④

 まぁ、アタシもさ、さすがに、自分のアソコから出たもので、ネチョネチョ、ビショビショな下着を、好きな相手に洗って貰うのは抵抗があるよ。

 いつも、ギンちゃんに、下着を洗って、干して、棚に入れて貰っているけどさ。

 でも、あのシチュで、ギャルとヤらないって、どうなの!?

 ギンちゃん、据え膳喰わぬは何とやらって言葉を知らないのかな・・・知ってるはずだよねぇ、ギンちゃん、アタシより、頭が良いし、本もたくさん読むし、ボキャブラリーも豊富なんだから。

 アタシに、ヤりたいほどの魅力がない、それは絶対に有り得ないよねぇ。

 だって、Gカップの可愛いギャルだよ、アタシ?

 いや、こんな事を言ったら、AAカップの瑠美衣に、おっぱいを丸めた新聞紙で思いっきり、横から引っ叩かれそうだけど。

 おっぱいの事は、どうしたって、戦争に発展しちゃうから、半分冗談にしても、こんなに可愛い女の子が、アソコを準備万端にしていたんだから、男なら、獣になるスイッチがONになるはず。

 そもそも、ギンちゃんのギンちゃんをギンギンにする目的で、あの罰ゲームのトランプを買ったんだよね。

 確かに、あんなどストレートな罰ゲームは予想外だったけど、瓢箪から駒の勢いで、ギンちゃんと合体できるとおっぱいが膨らんでいたのに、ギンちゃんったら、汚れてる下着は自分で洗ってね、で終わらせるなんて、ヒドくない。

 ギンちゃんには、ギンちゃんで、理想としている流れがあったかも知れないけどさ、アタシが、アレが付いてる男の子なら、絶対に、アタシをパックンしてる。

 アタシみたいに、イケイケな可愛い、何より、おっぱいの大きい女子高校生が、フェロモンムンムンだったら、我慢できる訳ないじゃん。

 自分の忍耐力の低さを棚上げして、アタシはムキッーとなる。

 ・・・・・・でも、そういう空気の読めないギンちゃんも、アタシはLOVE(大シュキ)なんだよねぇ。 

 ギンちゃんが、あの流れで、アタシとヤらなかったのは、アタシの事を大切な相手、と思ってくれているからかも知れない。

 うん、ギンちゃんの性格を考えると、絶対に、そうじゃないかな。

 他の男なら、お猿さんになって、精を出しまくっちゃう状況でも、自制心を発揮できて、紳士な振る舞いが出来ちゃうギンちゃんに惚れ直したアタシは、さっきのイライラもくっついて、悶々としてきちゃう。

 ついつい、シャワーから出てるお湯を、違う液体で濡れだしていたアソコに当てそうになったアタシは、ギンちゃんが、パンケーキを焼いてくれているのを、ギリギリのところで思い出し、ハッとする。

 危ない、危ない。

 このまま、ここで始めて、スッキリするまで発散してたら、絶対に、ギンちゃんを心配させちゃうよね。

 お臍の下がウズウズしてるけど、アタシは、我慢できる女って、自分に言い聞かせる。

 何とか我慢できたアタシは、お湯を止めると、浴室から出る。

 心の片隅で、ほんのちょっとだけ、ギンちゃんが良いタイミングで入ってきて、このナイスバディを見られちゃうのを期待していたんだけど、人生、そう上手くはいかないみたい。

 チェッ、と舌打ちをしながら、アタシは体をタオルで拭いていく。

 もちろん、おっぱいとアソコを拭く時は、刺激を与え過ぎないように気をつけて。

 変な触り方をしたら、絶対に、そのまま、スッキリするまで止まれないもん。

 シャワーから勢いよくお湯が出ていた浴室なら、喘ぎ声も水音に掻き消されてただろうけど、さすがに、この脱衣所だと、ギンちゃんに聞こえちゃうかもしれない。

 ヤられたいのに、そこは気にするの、ってツッコミが入りそうだけど、アタシにだって、羞恥心くらいはあるもんね。

 ギンちゃんが、可愛いアタシのために、愛情たっぷりで焼いてくれた、ふわっふわっのパンケーキを頭の中に思い浮かべることで、アタシはムラムラが暴走しないようにして、髪を乾かしていく。

 ちなみに、当然、今日も、いつ何が起きてもいいように、下着は勝負仕様。

 ご飯食べて、勉強が終わったら、また、罰ゲーム有りで、ギンちゃんに勝負を挑むんだから!!

 また、あんなHい罰ゲームのカードを引いてしまうなんて有り得ないけど、万が一には備えておくべきだよね、イイ女としては。

 

 「ギンちゃ~ん、アタシ、もうお腹がペコペコリーンだよ~」

 

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