罰ゲーム五個目⑳
「ぐぇぇぇぁぁぁっっ!?」
ごきゅごぎぃごぎゃん
「あ、ヤバいでごわす、ギンちゃん。
マリアがマ●コから愛液、噴き出しながら、白目を剥いちゃってるでごわす」
「おっと、やりすぎたかな」
「・・・・・・」
「マリア、無事でごわすか~?」
「・・・・・・」
「さっさと起きるでごわすよ」
「・・・・・・うぅ」
「お、ちゃんと、目を覚ましたでござる。
あと一回、呼びかけて起きなかったら、ビチョビチョのマ●コにバイブを突っ込んで、強制的に覚醒させていたでごわす」
「そこは普通、ビンタとかじゃない?」
「あ、危なかったですわ。
効きましたわ~」
「やっておいて何だけど、金多さん、大丈夫?」
「何とか平気ですわ、宇津路さん・・・あら?」
「どうしたでごわすか、マリア」
「あら?あら?」
「マリアが変になったでごわす・・・あ、それは前からだったでごわすな」
「失礼ですわね、キララさん!
いえ、そんな事よりも、肩こりや背中の張りが解消されて、随分と楽になってますわ」
「マヂでごわすか?」
「えぇ、あれほど辛かった肩の重さや倦怠感が、まるでありませんもの」
「今のアルゼンチバックブリーカーで、巨乳による背骨の歪みが解消されたでごわすか?」
「いや、偶然だと思うよ、さすがに」
「たまたまであっても、私としては助かりましたわ。
ありがとうございます、宇津路さん」
「アルゼンチンバックブリーカーをかけたのに、お礼をそんな丁寧に言われちゃうと、反応に困るなぁ」
「いいでごわすなぁ、マリア。
アタシも、後で、ギンちゃんにかけてもらいたいでござる」
「え~」
「何でごわすか、ギンちゃん、その『え~』と顔は?」
「キララちゃん、重そうだからなぁ」
「アタシの体重は、マリアと大して変わらないでごわす!!
Hカップのマリアが持ち上げられたなら、Gカップのアタシだって、ギンちゃんなら持ち上げられるに決まってるでごわすッッ」
「冗談だって、キララちゃん。
けど、背骨の矯正を意識してやった訳じゃないから、キララちゃんにアルゼンチンバックブリーカーをかけたら、逆に、背中を痛めちゃうかもよ?
そしたら、モデルのバイトに影響が出ちゃうじゃん」
「う、それは困るでごわす」
「あとで、マッサージしてあげるから、それで勘弁してよ、ね?」
「しょうがないでごわすなぁ。
アタシは寛容だから、それで良いでごわすよ」
「羨ましいですわ、キララさんだけ。
と言うか、キララさん!!」
「何でごわす、マリア、いきなり怒鳴って」
「さっき、私のアソコをスマフォで撮ってませんでした!?」
「うん、撮ったでごわす」
「まさか、正直に認めるとは」
「消してくださいな!!」
「え、どうしてでごわすか?」
「どうしてって、恥ずかしいからに決まってるじゃないですの」
「大丈夫でごわすよ、そこまで、グロマンじゃなかったでごわす」
「いや、そういう問題じゃありませんわ!?」
「ギンちゃんに、オカズで使って貰おうと思ったんでごわす」
「「!?」」
「宇津路さん、私のアソコの写真を見ながら自慰をしたいんですの?」
「いや、金多さん、俺の股間を凝視しながら質問しないで!?」
「しかも、ハァハァしながら聞いたら、変態丸出しでごわすよ、マリア」
「したいんですの?」
「ノーコメント」
「キララさん」
「何でごわすか、マリア」
「宇津路さん以外には絶対、見せないでくださいね」
「ちょっ、金多さん、そこは妥協しちゃダメだって」
「さぁ、次のゲームを始めましょう、お二人とも」
「そうでごわす、時は金なり、いつまでもお喋りしていたら、時間がもったいないでごわすよ」
「あからさまに話題を変えられたなぁ、今」
「気のせいでごわすよ、ギンちゃん」
「宇津路さん、気のせいですわよ」
「それは、あからさまに話題を変えた人の返しだよ、二人とも」
「ほら、次のゲームを決めるでごわす」
「さすがに、もう一度、ゲームを考えるのは面倒臭いから、残ったモノから引く感じでいい?」
「私は構いませんわ」
「アタシも問題ないでごわす」
「じゃあ、僭越ながら、俺が引かせて貰おうかな・・・これかな」
「何になったでごわすか?」
「これ、書いたの、キララちゃん?」
「オセロと将棋の二面指しですの!?」
「よく解ったでごわすね、ギンちゃん。
さすが、幼馴染でごわす。
それとも、アタシへのラブでごわすか?」
(もっとも、アタシは二枚とも、それを書いたんだけどね)
「寝言は休み休み言ってくださいな、鶏田さん」
「いきなり他人行儀!?」
「まぁ、俺が引いちゃった以上、これでいいけど。
一応の確認だけど、俺がオセロと将棋をやるんだよね、キララちゃん」
「もちろんでごわす。
アタシとマリアの小さい脳味噌をいくらフル回転させようとも、オセロと将棋は同時に出来ないからね」
「ちょっと、キララさん、自虐に私を巻き込まないでくださいな!!」
「俺に勝つ為なら、手段を選ばないって訳ね」
「イグザクトリーでごわす。
確か、オセロと将棋は、ここの棚に入ってたでごわすな」