-兄弟-
私はお兄ちゃんに恋をしてしまった。あの日のことは忘れられない。本当のきょうだいなのに、こんなことをしてしまっていいのかと思った。だってお兄ちゃんがあんなことしてくるんだもん・・・。そう・・・あれは昨日の夜のことだった。お兄ちゃんが私の部屋に来て、、、キス・・・・するんだもん・・・。お兄ちゃんが一週間くらい前に彼女さんと別れてしまった。それの苛立ちを私にぶつけているの??一瞬でお兄ちゃんが好きになる。一瞬で私の顔を真っ赤にしてしまうお兄ちゃん。私たちは恋愛してはいけないんだ。世間ではありえないこと。でも、私の友達にもお兄ちゃんと付き合ってる子がいる。けど、私がお兄ちゃんに恋をするなんて考えられなかった。私はそんなこと思ったこともなかったし・・・。
「はる、おはよう。・・」
「お兄ちゃん、おはよう。」
それを言ったきり黙り込んでしまった私たち。気まずくなるから早く学校にいこうと思い早くご飯を済ませ、行こうとした時お兄ちゃんに手を引っ張られた。
「お兄ちゃん?」
「昨日は・・ごめんな。俺彼女を振ったんだ。」
「なんで!!!!?」
少し下を向いてからお兄ちゃんは口を開いた。
「・・・・・お前が好きだから。」
しっかりと私の目を見ている。私はその目に焼き付けられて離れない。
「ごめん!学校いかなきゃ!!!」
「あ、ああ。そうだな。悪いな。帰ったらゆっくり話しするから。」
私は急いで家を出た。
教室に入っても、、授業中もボーっとしていた。だからノートも書いていない。
お兄ちゃんのことが頭いっぱいで。
怖い・・・帰りたくない。どうしよう。お兄ちゃんが好きだけど、付き合うということになると・・・。
「・・・る。 はる!!!」
「・・・・・あ、ごめん!なに?」
「もう帰りのホームルーム終わったよ。」
「あ、そっか・・。もうそんな時間・・・・・」
「どうしたの?今日のはるずっとボーっとしてるよ?」
この子は大親友の美咲。小学校から高校まで一緒の学校だから幼馴染。
いつも相談に乗ってくれるけどこのことは誰にも言えない。
「いや、なんでもないよ。ねぇ今日マック寄ってっていい?」
「うん、いいよ。じゃあ駅の所に行こうか。」
「うん、そうしよう。」
そして私たちはマックに向かった。でもお兄ちゃんのことはなにも話さないつもり。
話したところで絶対引かれると思うから・・・。
「どうしたの?今日のはる。少し変だよ。」
「・・・大丈夫。なんでもないから。」
そのときお兄ちゃんからメールが来た。
「今どこ?学校まですぐそこにいるから学校に向かいに行くよ。」
私はすぐに返した。
「今美咲とマックにいるから私ひとりで帰る。だからお兄ちゃんはこないで。」
「いいや。マックの前にいるからもう入るぞ。今日は話すことあるんだ。」
そうメールが来て、お兄ちゃんは私の前に来た。そして腕を引っ張った。
「お兄ちゃん!待ってよ!!!」
「はる、今日だけはお願い。・・美咲ちゃんもごめんね?また今度遊んであげて?」
「あ、はい・・・。はる、ばいばい。」
そうして家に向かった。
これからどうなるの・・・!?
私は心臓が痛かった。
神様、どうか私の心臓がおさまるようにお願いします。・・・・。




