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きょうだい  作者: 楓光
1/2

-兄弟-



私はお兄ちゃんに恋をしてしまった。あの日のことは忘れられない。本当のきょうだいなのに、こんなことをしてしまっていいのかと思った。だってお兄ちゃんがあんなことしてくるんだもん・・・。そう・・・あれは昨日の夜のことだった。お兄ちゃんが私の部屋に来て、、、キス・・・・するんだもん・・・。お兄ちゃんが一週間くらい前に彼女さんと別れてしまった。それの苛立ちを私にぶつけているの??一瞬でお兄ちゃんが好きになる。一瞬で私の顔を真っ赤にしてしまうお兄ちゃん。私たちは恋愛してはいけないんだ。世間ではありえないこと。でも、私の友達にもお兄ちゃんと付き合ってる子がいる。けど、私がお兄ちゃんに恋をするなんて考えられなかった。私はそんなこと思ったこともなかったし・・・。




「はる、おはよう。・・」

「お兄ちゃん、おはよう。」


それを言ったきり黙り込んでしまった私たち。気まずくなるから早く学校にいこうと思い早くご飯を済ませ、行こうとした時お兄ちゃんに手を引っ張られた。


「お兄ちゃん?」

「昨日は・・ごめんな。俺彼女を振ったんだ。」

「なんで!!!!?」


少し下を向いてからお兄ちゃんは口を開いた。


「・・・・・お前が好きだから。」


しっかりと私の目を見ている。私はその目に焼き付けられて離れない。


「ごめん!学校いかなきゃ!!!」

「あ、ああ。そうだな。悪いな。帰ったらゆっくり話しするから。」


私は急いで家を出た。

教室に入っても、、授業中もボーっとしていた。だからノートも書いていない。

お兄ちゃんのことが頭いっぱいで。

怖い・・・帰りたくない。どうしよう。お兄ちゃんが好きだけど、付き合うということになると・・・。



「・・・る。 はる!!!」

「・・・・・あ、ごめん!なに?」

「もう帰りのホームルーム終わったよ。」

「あ、そっか・・。もうそんな時間・・・・・」

「どうしたの?今日のはるずっとボーっとしてるよ?」


この子は大親友の美咲。小学校から高校まで一緒の学校だから幼馴染。

いつも相談に乗ってくれるけどこのことは誰にも言えない。


「いや、なんでもないよ。ねぇ今日マック寄ってっていい?」

「うん、いいよ。じゃあ駅の所に行こうか。」

「うん、そうしよう。」


そして私たちはマックに向かった。でもお兄ちゃんのことはなにも話さないつもり。

話したところで絶対引かれると思うから・・・。


「どうしたの?今日のはる。少し変だよ。」

「・・・大丈夫。なんでもないから。」


そのときお兄ちゃんからメールが来た。

「今どこ?学校まですぐそこにいるから学校に向かいに行くよ。」

私はすぐに返した。

「今美咲とマックにいるから私ひとりで帰る。だからお兄ちゃんはこないで。」

「いいや。マックの前にいるからもう入るぞ。今日は話すことあるんだ。」


そうメールが来て、お兄ちゃんは私の前に来た。そして腕を引っ張った。

「お兄ちゃん!待ってよ!!!」

「はる、今日だけはお願い。・・美咲ちゃんもごめんね?また今度遊んであげて?」

「あ、はい・・・。はる、ばいばい。」


そうして家に向かった。

これからどうなるの・・・!?

私は心臓が痛かった。

神様、どうか私の心臓がおさまるようにお願いします。・・・・。


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