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第8話 学校祭2日目(午前①)

学校祭2日目の始まりです

朝の日課はニュースを見ながら、牛乳を飲みパンを食べることだ。

なぜか、僕の家には大量の果物があるので、デザートに今日はイチゴを選んだ。

この一連の流れは頭の中に残っており、問題なく朝の流れを済ますことはできる。

そして、ゆっくりとニュースを見るのが僕にとって少し幸せだ。

今日のニュースはひき逃げ犯がまだ捕まっていないことと、税金泥棒をした政治家についてと、パティシェ男子が大流行という記事だった。

僕にはあまり関係のない話だが、ついつい見てしまう。


そういえば、純恋の両親はパティシェの有名な人だって聞いたことがあるような......

記憶がまだ混乱しているので、それが真意かは分からないが、たしかそうだった気がする。

こうして、のんびりしていると時間が迫ってきているのに気づかない。

これが、朝の時間だ。

僕は急いで支度をし、家を出た。

学校祭の日に遅刻なんてしたら笑い者だ。遅刻だけは避けないとそう僕は走って。



今日は午前中がフリータイムで、午後からがステージの発表をやる。

なので、1日目とは逆の日程となっている。

そして、僕達生徒会の劇は最後にある。

今日は学校に行くと、自由にフリータイムを満喫してくれという指示なので、僕はデートの約束がある鳴霞との場所に急いだ。



綺麗な髪、清楚で上品な服装。

顔のパーツも1つ1つが綺麗に整っていて体つきも悪くもなく、むしろスタイルがいい。

それにどこかお淑やかでお嬢様っぽい雰囲気を醸し出しており周りからの男子にも好かれている。

その女の子が僕の横を歩いている。


「秋紗先輩?どうかしましたか?」

そう思っていると、鳴霞の顔を見れなかった。

僕のおかしい態度に鳴霞は少し疑問に感じていた。

なんでもないよ、と手を横に振りながら考えるのをやめようとするも、そう思えば思うほど沼にハマっていく。

僕が鳴霞のことを見れないのは、もう1つ理由がある。

それは保健室で見た夢だ。

これが気になって昨日はあまり寝れなかった。


どうせなら聞いてしまおうと思い、僕は口に出す。


「あのさ、僕って鳴霞と付き合ったことってあるの?」


僕がそう言うと隣を歩いている鳴霞の足が止まる。僕は鳴霞の隣を追い越してしまい後ろを振り向くと鳴霞の顔は俯き表情は見えなくて。


「記憶が...戻ったのですか?」

俯いていたと思えば、一気に距離を詰め僕の体に近づいてくる。近づくって言うより、体がもうあたってる。


そんな鳴霞は可愛らしく...いや今はそんなこと考えている場合じゃなかった。

これはまずい......鳴霞の体が僕の体にくっついている。


「いや、そこの記憶が少し戻ったというか、どうというか......」


まずあれは本当に記憶なのか。それともただの夢なのかすらわからない。だから僕が口ごもっていると、鳴霞は僕の代わりに続きを言った。


「たしかに秋紗先輩と私は付き合ったことはあります。でも、理由は...まだ教えれません」



夢が現実になるとはこんな気分なのか。

なんともいえない気持ち悪さを感じていく。

本当に僕と鳴霞は付き合っていた時期があったのか。

でも、その理由って?さらにまだ教えられないってどう言うことだ?


生徒会メンバーは僕にまだまだ隠し事がある......そんな予感だけが強く残ってしまい僕は再度理由を尋ねて。


「秋紗先輩は確かに私と付き合いました。でも、今はこれだけしかいえないんです」


どこか声が震え今にも泣きそうな表情をする彼女に僕は理由を問い詰めるのをやめた。

きっと彼女は僕に嫌がらせとかそんな理由で言わないわけじゃない。きっと何かしら大事な理由があって言えないのだろう。だから今は待とう。



「ただ、1つだけ覚えておいて欲しいことがあります。それは......秋紗先輩を轢いたまま逃げた犯人が捕まっていないことです」


「鳴霞?どういうことだよ、僕を轢いた犯人はまだ見つかっていないって事はどういう関係があるんだよ」


鳴霞は黙ったままで何も答えなかった。

無言で俯く鳴霞を見れば僕はハッと我に帰って。さっき問い詰めないって決めたばかりなのに僕はまた……



「秋紗先輩、今日の話は忘れてください。これは、ただ私が深く考えていた事なので」


そういって鳴霞は顔を上げいつも通りの微笑みを僕に向けていく。せっかくのお祭りだ。楽しまないと損。

そう自分に言い聞かせて……

僕たちはこのあと図書室に行って本のことに関するクイズを一緒に楽しんで問いていた。

自然とさっきの話は忘れリラックスすることはできていた。


少しずつ事件の真相が...?

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