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智王はロマンを忘れない!  作者: たいやきの実
 一章 叡智の王
1/12

1. レイス

注! 感想への返信はしておりません。

   ですが、読ませていただいております。

   皆さまの感想が、筆者の心を暖めています。


   感想を心待ちにしております。m(_ _)m

 

 風に揺れる、木々と葉陰。

 薄暗い雰囲気の森林に少しの陽光が差している。


 うん?ここ森っぽいけど、森なのかな?

 いくら剣と魔法の世界に憧れていたとはいえ、こんな幻覚で森を見るだろうか?

 否!見ないだろう!……たぶん

 

 これは異世界行けた説が濃厚なのだ!

 心の中でステータス!と念じてみる。


 と、直後に脳内でゲーム画面のようなものが表示されてくる。



 ------------------------------------------

 名前 : ------

 種族 : レイス( 変異個体 )

 年齢 : 0才 

 レベル : 0


 生命力 : 13

 魔力 : 150

 力 : 16

 敏捷 : 17

 体力 : 25

 知力 : 250

 物理防御力 : 3

 

 ユニークスキル

 吸魂 Lv1

 叡智 Lv---

 

 スキル

 霊体化 Lv1

 死属性魔法 Lv1

 

 称号 

[異界からの探訪者][叡智ある者]


 状態異常 

 なし

--------------------------------------------

 

 う、ううむ。ツッコミどころが多い……

 異世界らしき世界に来れた喜びで気にしていなかったが、

体がラノベで出てくるようなレイスと違う……


 どうやら肉体を持つレイスになったらしい……。


 なぜ?!今まで読んできた数多くの異世界物の小説の知識を思い出してみようではないか!

 

 ―――やはり、レイスは実体化できますよ的なスキルを

使って、初めて体を持てる種族である!と、脳内広辞苑が

叫んでいる。


 ふぅ……

異世界的なところに来れただけで興奮しすぎたようだ。

 

 俺は異世界にロマンを抱いていただけ、数多くの異世界小説を読んできた。

 そして、少数しかいないが、ご都合主義という名の絶対

防御を持っていない主人公たちは、決まって自分の能力を

把握していた。


 俺もそれにならい、自分のステータスを解析しておこう。

 異世界といっても、しょっぱなから強敵に合わないのは小説の中だけだからな。



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