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6.画策をはじめたところ

 南の塔に行き、私はスー兄様にムディランの巨木のことを聞いてみた。

ちなみに、レイ兄様とクー兄様は、マリ姉様の特製お菓子を食べるために、トレーニング中です。あの後、厨房からマリ姉様のお菓子が大量発掘され、コーディには、きついお仕置きをしておきましたが、マリ姉様の努力の結晶をはたしてどう処分すべきかをお母様と話し合った結果。

 「きっと兄様方の愛で乗り越えられますよねっ」

と言う結論に達した。決して思考放棄ではないですよ。お母様と完全一致ですもの。

 「ムディランの巨木ね」

そう言って、スー兄様は本棚に収まっている大量の本の中から一冊の本を取り出した。何時もながら、本に掛けるスー兄様の情熱は凄い。読んだ本、全て何処に収まっているのかまで記憶済みなのだから。

 「木の話しが出てくるのは、この絵本くらいかな」

手に持った本を広げてみせると、確かになにやら大きな木が出てきていた。けれど、文字がさっぱり分からない。ムディラン、サムロイ、レイダレットは共用語があり、本などは基本的にこの言葉が使われるはずだ。けれども、この絵本に使われている文字は、共用語ではない。

 「これは、かなり古い時代の絵本なんだ。この文字自体がかなり廃れてしまっていて、読めるものは、ムディランの神殿か、山間に住む古い民族くらいなんじゃないかな」

 「ムディランの古語ですか」

 「だから俺もさっぱり読めなかった」

言語の解析には、それなりの知識が必要だ。また、文章である以上、大量に使われている文字が接続詞であることも推測出来る。スー兄様のそれは、あくまで独学のものであるから、さすがに、ムディランの古語を読むのは難しいだろう。これが、シュロスティアの古語というのであればまた別だが。

 「サムロイとレイダレットなら、まだ何となく読めるんだが」

 「ムディランとは、あまり交流がなかったですからね」

ムディランとシュロスティアの関係は、明確な上下関係はないものの、レイダレットやサムロイと比べれば、対等ではなかった。そのため、両国間では、必要最低限の交流しかなかったのだ。

レイダレットやサムロイであれば、私も折につけ、招待されるが、ムディランは違った。

ムディランが招待されることはあっても、ムディランに招待されることはほとんどないという、かなりの封建主義だったのだ。

 「やはり、スー兄様でも分からないんですね」

巨木のことが分かれば、少しは進展するのではないかとも思ったのだけれど、やはりそう簡単にはいかないようだ。さて、手はない。けれど、ない手を捻り出すしかない。

やはり世界は情報戦だなと、苦笑した。より多くの情報を仕入れ、それを取捨選択し、更に精査する。そうして、やっと、情報は生きてくる。

 「少なくともこれは絵本だから、何を言わんとしているのかは何となく絵から読み取ることは出来るよ。ただ、詳細は、文字が読めないことには分からない」

そう言ってスー兄様はその絵本を私に手渡してくれた。

 「リィリの思うとおりに動いてごらん。俺たちは、いつでもリィリのサポートをするから、怖いことなんてないよ」

いざとなれば、スー兄様だけではない。レイ兄様もクー兄様もマリ姉様も、お母様だっている。そうそう、お父様も。うん。怖いことなんてきっとない。

 「はい」

そう言って、私が笑うと、スー兄様は、珍しく私の頭を撫でた。私、そんな不安そうな顔してましたか? そんなつもりはなかったんだけど。でも、大丈夫だ。大丈夫だって分かった。一人じゃないんだから。

 「では、頑張ってきますね」

スー兄様に小さくお辞儀をすると、私は南の塔を後にした。


 南の塔から自室に戻り、すっかりと定位置になってしまったテラスに出ると、気が付いたら用意されていた、小さなテーブルと椅子。考えごとをするには丁度いいので、有難く使わせて貰っている。その椅子に腰掛けると、私は、ゆっくりと考えはじめる。

 明日には、グラッパリエとジュダンが来る。今は、二人のために、色々と準備をしておこう。何より、ジュダンには、その身分を持って、存分に動いて貰わなくてはならない。

 「馬と、軍資金と、それから、通行証ね」

通行証は、少し複雑なルートで入手しなければならない。仕方ないので、暗部の方々をおど、じゃなかった、お願いして、分けて貰うか何かしよう。さすがに王家発行の通行証では目立ちすぎてしまうし、足がつく。

どうせ、暗部の方々も、お母様の指示で、ムディランで情報収集しているのだろうから、向こうに入るためのルートは幾つかあるはずだ。それを上手く使わせて貰おう。

 「とりあえずは、神殿かしら」

ぱらぱらと捲ってみただけだけど、絵本の絵を見る限り、大きな木を神様のように奉って幸せに暮らしていたようだし、となれば、神殿に巨木はあると見るべきだろう。

 「ムディランに樹木信仰があったなんて、聞いたこともなかったけど」

そんな話があったのなら、何かしら、そう言うことを聞いた記憶が残っているはずだ。少なくとも、王族が言っていることであるのだから、国での信仰もしくは。

 「そうか」

王族のみが信仰しているという可能性があった。いわゆる未来予知のようなものだ。国の存亡に関わるようなものである場合なら、決してそれを漏らすことはないだろう。けれど、ガルエル王子はそれを口にした。

すなわち、私にそれを提示することで得られるはずの情報があると踏んだと言うことだ。

樹木信仰、樹木。そうか。樹木か。

思い切り思い当たった。

その可能性大だ。多分そうだ。それしかない。なら、無理強いしない理由はなんだ。

あくまで相手は、私の自由意志を尊重している。私を無理に連れて行くと言うことをしていない。無理強いできない理由があるのか。もしくは。

 「この推理自体が間違っているか。か」

かなりの率で正解を引き当てた気がするが、正解と必ずしも言えるわけではない。

 「ジュダン待ちかな。これは」

ジュダンであれば、たぶん、私が思っている以上の情報を仕入れてきてくれることだろう。なんと言ってもあの男は、無駄に幸運に愛されている。おかげで、こういう事に使うというのに同情などを覚えなくてすむのは、本当に助かる。

 『ねえ』

ちょこんとテーブルの上にいつもの小鳥が舞い降りていた。

 『なに?』

羽音も聞こえた気がしなかったが、いつの間に舞い降りていたんだろう。それほど集中していたかなと思いつつも、いつものように返事をする。

 『僕らの力は必要ない?』

可愛らしく小首を傾げながら、小鳥がそう問いかけてくる。問われて初めて、彼らの協力を仰ぐべきだろうかと考えた。人間の問題は、基本的に人間の間だけで片付けるべきだと私は思っている。だから、この間のことは、本当に例外というか、正直、ただの私怨でしかない。

けれども、手伝ってくれるというのなら、一つだけあるか。

 『あっ。ジュダンとの伝達とか、頼んでも平気?』

私がそう言うと、小鳥はなんだかがっくりとした感じで項垂れた。

 『無理だよね。ごめん。忘れて』

今回は、あんな短いものではすまないし、小鳥はむろん無理だし、大きな鳥だって、大変だろう。なにより、ムディランとここの往復にはかなりの距離がある。無茶を言ったなと、思わず恥ずかしくなってきた。

 『いや。そんなことくらい、おやすいご用さ』

しかし、小鳥はそう言ってくれる。

 『だって、この前みたいに軽いものではすまないし、大変よ』

 『平気だよ』

 『なら、頼んでいいかな』

二、三日のタイムラグが出来るとは言え、ジュダンと連絡を取ることが出来るというのは、利点だ。とても助かる。私が嬉しそうに笑っていると、小鳥は、また項垂れた仕草をしてから『じゃあ、何かあったら呼んでね』と言って、ひらりと、飛び立った。

 「思わぬところで連絡手段を手に入れられたな」

こんな風に転ぶとは思っていなかったから、もしかしたら、情報は、お母様にだけは流れても仕方ないかと思っていたんだけれど、これなら完全に私の独断場で行ける。

 「まあ、ジュダンには悪いけど」

どうにも罪悪感を感じないのよね。ジュダンって。



 翌日。待ちに待った二人がやってきた。

ジュダンとグラッパリエには客室を用意してあるのだが、たぶん、ジュダンは泊まらないだろう。なにより、泊まれば正体がばれる。そんなあまりな愚策は取るわけがない。何より、城下のものが放っておかないだろう。一人にばれれば芋ずる式だ。どうせここに来るまでに既に捕まって、宿屋を押さえられているはずだ。

 「リィリア様。グラッパリエ・ティテイトー様がおつきになりました」

控えめなノックに入れと一言言えば、グラッパリエの到着を知らせてくれた。

 「分かったわ。私の部屋に通してちょうだい。お部屋の用意は出来ているわよね」

 「はい。滞りなく」

 「ありがとう」

そう言うと、小さく一つ礼をして、侍女は下がった。

しばらくして、グラッパリエが部屋に入ってくる。

 「久しいの。リィリア」

この古めかしい言い回し。確かにグラッパリエだ。かなり長いこと会っていなかったから、本当に懐かしく思ってしまう。グラッパリエは、家のことでごたごたとしているため、余程のことがない限り、城に来ることもない。

もっとも、城に上がるような用事は、グラッパリエではなく、現役である父親の方がやってくるのが順当であるから、当たり前と言えば当たり前ではあるのだけれど。

 「無理にこちらに呼んでごめんなさい」

お家騒動真っ直中のグラッパリエを呼び出すのは、少々気は引けたのだけれど、やはり、ジュダンだけでは心許ないのだ。

 「いいや。リィリアがこちらに来る方が大変だしの。それに、頼ってくれて嬉しくもある」

そう言って、グラッパリエは優しく笑ってくれた。

 「そう言ってくれると、助かるわ」

 「うむ。ところでそろそろジュダンを入れてやったらどうだ?」

グラッパリエに言われ、私は、そのままテラスに繋がる扉に向かうと、大きく開け放った。

 「どんぴしゃ」

ざざっと枝をならし、ジュダンが落ちてくる。こう言う細かいことをやるための労力を本当に惜しまない男だ。

 「嘘おっしゃい。どうせ、グラッパリエの到着を知らせるまでこの近くで待っていたんでしょう」

気配は感じなかったけれど、絶対にそうに決まっている。ジュダンが時間ぴったりに上手い具合にここに居るなんてあり得ない。ほぼそう確信しての言葉だったけれど、肯定されるとそれはそれで脱力感を生むという。なんとも言い難いやりとりではある。

 「いや、そうなんだけどな。出番待ちしてたとか、恥ずかしいじゃん」

そして、案の定この返答。本当に、良く、婚約者のティティナはこの性格に付いて行っているものだと思う。私なら、五分で見切りを付けただろう。もっとも、仲間としてと考えると、大変心強くはある。

 「いや、出番待ちしようと思うことの方が恥ずかしいと思うんだけど」

 「まったく主は。婚約者が居るとは言え、考えなしすぎるのう」

グラッパリエがあきれたようにそう言うと、ジュダンはにいっと悪戯っぽく笑った。

 「いやいや。ジュダンには居ないよ」

あくまで、シャルトアとジュダンは別人である。いや、無血の英雄となってしまった今、別人でなくてはならない。しかし、シャルトアには、婚約者がいるのだから、ジュダンが独り身であるというのもまずかろうと、実は、少し前、私とグラッパリエで色々と画策したのだ。

 「ああ。それなら安心しなさい。ティティナ嬢も喜んで町娘の格好をした絵姿を描いて貰って、ジュダンの恋人だって触れ回るのに大賛成していたから」

まあ、絵はあくまで、私とグラッパリエが噂を流すため、恋人の雰囲気を言葉で表わすのに、絵が必要だったわけで表には出ていない。この絵を出せば、銀の歌姫を確実に思い出す人物もいるだろうからだ。その恋人となれば、自ずとジュダンの正体に行き着いてしまう。

その辺りは、ジュダンも分かっているようで突っ込んでは来なかったが、ティティナ嬢の話は知らなかったようで、少々ショックを受けているようだ。

 「ティティナ……」

 「別に浮気をしたいわけではないんでしょう」

女の子を半端に口説いてみせることはあるものの、本気で口説こうとしているという話しは聞いたことがない。本気になりかけた子も、うまく諭していなしているというのも聞く。

それほど独り身であることに固執することはないと思っていたけど、何かあるんだろうかと頭を悩めていると、実にジュダンらしい返答が返ってきた。

 「独り身って方が何か裏がありそうでかっこいいじゃん」

実に頭の中身が軽い。いや、発想か。使えるんだか使えないんだかこの会話を聞いていると悩むな。いや、実に使えるんだけれども。

 「どんな裏があるっていうの。むしろ、軽すぎて恋人出来ないんじゃないかと心配したおばさま方が、結婚相手斡旋しようと手ぐすね引いていたらしいわよ。報告によると」

 「まさかっ」

本気で驚いているところを見ると、本気でそう思っていたんだ。やっぱり。

 「ほら。城下の宿屋の、名前は、新緑亭だったかしら、あそこの女将さんとか、すでに、二十人くらいに粉掛けてたらしいわよ」

 「みんな俺をなんだと」

私の言葉にジュダンは本気でショックを受けているようで、よろりとよろめくと、扉の枠に懐くように寄りかかる。ここまで結婚にたいしての女性の評価が辛辣だとは思っていなかったらしい。でも、どう考えてもジュダンだけ見てると、先行き不安にしかならないと思うんだけれど。

 「まあ、ティティナ嬢がいることが分かって、みんな諸手を挙げて喜んでいたらしいし、良かったじゃない」

そう言ってみるが、ジュダンは項垂れたままだ。余程独り身であるという自分に夢を見ていたのだろうか。はっきり言って意味はないと思うんだけれど。

 「ジュダン。遊ぶのもその辺にしておき。リィリアが困っておろう」

呆れたグラッパリエの声に、心外だとジュダンが顔を上げる。どうやら、この雰囲気を楽しんでいたらしい。まったくもって、扱いづらい男だ。

 「遊んでたわけでもないんだけど。まあ、何時までも引き摺ってたって仕方ないか。まあ、ティティナは可愛いからなっ。自慢して歩いてやる」

そう言うと、拳を握って嬉しそうに笑う。本当に婚約者が大好きなのだなと思うと、こちらも微笑ましくなる。

 「では、本題に入りましょう」

私も緩めていた雰囲気を締め直し、しゃんと立つ。すると、二人の表情が一気に変わった。

本当に、なんとも頼もしい人たちだ。緩急が激しすぎて、私もたまに付いていけなくなるが。

二人をテーブルに着かせると、私は、何時ものようにお茶を用意する。お茶菓子は、一瞬恐怖が走ったが、さすがに大丈夫だ。マリ姉様のものではない。

二人のカップに茶を注ぎ入れ、自分の分に注ぐと、私はやっと椅子に腰掛ける。

二人はただ、私が口を開くのをじっと待っていた。今ひとつ纏まっていない事を話すために、私は、お茶を一口飲む間の時間を要した。

 「色々と考えたのだけれど、ジュダンには、ムディランに行って貰いたいの。シャルトアとしてのアナタには、グラッパリエからの要請で、少々の間家を空けるように取りはからうことにする。ムディランに渡るための通行証は、今用意してる。それが出来次第。と言うことで良いかしら」

グラッパリエを呼んだのはこのためでもある。さすがに私の名前でシャルトアは動かせないが、グラッパリエであるのなら平気だ。なにより、私とシャルトアには接点が何一つないのだから、不自然すぎるのだ。

 「それなら、期間的にも問題ない。で、俺はムディランに行って何をすれば良いんだ?」

 「うむ。私もそれで良いぞ」

そこで、私は一端口を紡ぐ。ここからが一番不確定要素が高く、ジュダンの力量にかかっている部分なのだ。

 「これから話すことは、あくまで私の予想なんだけれど。だから、本当にあるのか、何処にあるのかも分からない。たぶん。王宮などの最深部かどこかに、巨木があるのだと思う。ムディランの巨木、もしくは木にまつわる話を徹底的に調べてきて欲しいの」

 「ムディランの巨木ね。確かに俺も聞いたことないな。城下にはムディランの人間もいるけど、木を奉ってるとか言う話なんて、聞いたこともない」

ジュダンの言う事はもっともだった。私も聞いたことがなかった。だから、ジュダンには、スー兄様が貸してくれた絵本を見せる。

 「根拠はこれ」

グラッパリエも覗き込んでいるようだが、やはり彼女にもこのも字は分からないようで、首を傾げていた。

 「了解。姫さんのご要望にお応えしましょう。不肖ジュダンが」

にいっとジュダンは不敵に笑った。どうやらこの依頼、彼好みだったらしい。

 「では、私はお前達の話の裏を合わせておけばよいのだね」

 「ええ」

グラッパリエにそう微笑むと、一つ言い忘れていたことを思い出す。

 「そうそう。また鳥でやりとりが出来るから、報告は豆によろしくね」

にっこりと笑ってジュダンにそう言うと、ジュダンはほんの少しだけ青い顔をして、「人使いが荒い」と、ぼそりと呟いた。

どうやら事細かに指示を出して色々とやって貰おうと思っているのを察したようだ。

 「後は、ムディランの第一継承王子のことか」

グラッパリエはそう言って、私を見た。その通り。彼をなんとかしないことには、結局のところどうにもならないのだ。弱みを握るなり出来れば、交渉は優位に進むんだけれど、この接点のない状態では、弱点も見付けられるどころではない。

 「そうなの。こう言うことは苦手で、グラッパリエの知恵を借りようと思って」

 「良いよ。いくらでも力になろう。荒事から謀略までの」

いや、荒事はまずいですし、謀略まで行っちゃうと、ムディラン乗っ取りまで嬉々と計画企てそうで怖いのでやめてください。本当に。それをうっかりお母様に見られた日には、世にも恐ろしいことになりそうなので。

 「いえ、とりあえず、普通に策略程度でよろしくお願いします」

 「リィリアは優しいの」

いや、普通に考えて、一国の王子を追い返そう程度で乗っ取りまで考える事はないと思いますよ。グラッパリエ。なんでこうも私の周りは極端な人が多いんだろうか。

 とりあえず、これでなんとか、自分が出来るだけのことはした。後は、それをどう上手く動かすかにかかっている。

ここからが正念場だ。


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