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5.王子様と対決したところ

 早駆けを使って、早々にグラッパリエとジュダンの二人から返事が来た。予想通り、到着は十日後になるようだ。やはり、二人が来る前日くらいに、思い切ってガルエル王子と対峙するしかないかと、私は仕方なく心を決める。

もっとも、ガルエル王子が来たことが嬉しいお父様が、見事に空気を読まずにそこここに連れ回してくれるおかげで、滞在五日目にして、まともに顔を合わせたのはあの時だけである。さすがお父様。普通だったらあり得ない。

普段であれば、お母様がそれとなくお父様を止めるのだけれど、今回に限っては、お母様も色々と考えあぐねているらしく、むしろお父様は完全に放置されていた。レイ兄様とクー兄様も、あの実力行使さえなければ、お母様は放置していただろう。

はっきり言って、手に触れただけでも光り物が出てきてしまう兄様方は、危険すぎて城を自由に歩かせられません。もっとも、スー兄様に報告がてら、お父様のせいで、まともに二人きりになったのは一日だけだと言ったら、レイ兄様とクー兄様は、狂喜乱舞の後に、お父様を褒め称えていた。

 「でも、困ったね」

そんな二人をまるっと無視して、スー兄様は渋い顔をする。お父様が連れ回してくれているせいで相手方も焦っているのは分かる。けれども、いまもってして何をしたいのかは分かっていなかった。

 「いっそ、力をひけらかして、私を呼びつけてくれた方が、わかりやすい図式だったんですけどね」

正妃に据えず、妾として後宮に入れるつもりだろうと言う事が、それで分かるからだ。むしろここまで来て、私を品定めしているとなれば、もしかしたら、私を正妃として迎える心積もりがあるのかもしれないという事にもなるのだが、どうにもガルエル王子の態度からは、そう言う誠意は感じられなかった。

 「リィリを後宮なんかにやるくらいなら、俺の嫁に」

話を聞いて、レイ兄様がそう言って、私をぎゅっと抱き締める。

 「なれませんし、なりません」

すっぱりと切って捨てると、レイ兄様は、さめざめと泣いていた。時折何処まで本気なのか分からなくなるので現実と妄想の線引きをしてください。レイ兄様。

 私が関わると言動が途端に怪しくなるが、レイ兄様も別にバカではない。いや、冷静であれば、多分、スー兄様より頭は切れるかもしれない。スー兄様よりも、レイ兄様の方がより吟味出来る情報を持ち、それを精査出来るだけの実力があるからだ。

スー兄様は、仮想を打ち立てるのは得意だが、レイ兄様は、より現実味のある事実を構成するのが得意なのだ。なので、たまにスー兄様とレイ兄様の二人で議論を重ねているときは、話が難しくなり過ぎて、私も訳が分からなくなってしまう。

そんなわけだから、「呼びつける」で、すぐさま後宮という図式が、レイ兄様にもあるわけだ。

 「グラッパリエとジュダンを城に招いたので、二人が来る前にもう一度、ガルエル様に会ってみます」

情報が欲しければ、危険を犯しても、ガルエル王子に接触すべきだ。もっとも、それが上手く行くかは何とも言えないのだが。

 「あまり無理はしないように」

スー兄様がそう言うと、クー兄様が、そっと私の手に握らせたものは、どう考えても暗殺用なんですけど。なんですか、この細長い針みたいなもの。袖口に隠せと言わんばかりのもの。

 「危なくなったら使うんだよ」

断腸の思いというような表情をしてクー兄様は私を見ている。本気だ。果てしなく本気だ。

 「こんなの使ったら、問題になりますよっ」

ペしんとそれでクー兄様を叩くと、クー兄様は、ひしっと私を抱き締めて、「心配なんだよ」今にも泣きそうな顔をする。

 「むしろ私は、兄様方がろくでもないことしやしないかと心配です」

ぴしゃりと言うと、クー兄様もレイ兄様も、悲しそうな顔をした。いや、兄様方、手を出したら本当に、下手をすれば戦争に発展しますよ。そうなれば、我が国は確実に滅び絶えますよ。その辺わざと考えないようにしてませんか? 兄様方。

 「リィリ」

情けない声が重なって響く。

 「では、お兄様方、私はこれで失礼します」

優雅に一つ礼をして、私は兄様方の言葉を封じる。大丈夫ですよ。兄様方。私、立ち回るのは結構上手いんですから。



 ガルエル王子の滞在期間は、一ヶ月ほどだ。延長もあり得るようなことは言っていた。

お父様の話を要約すると、自分の帰国と同時に私も一緒に連れて行きたいという事らしいのだ。それを輿入れと思っているお父様は、とても嬉しそうだった。国のためにではない。お父様は純粋に、私が幸せになると信じているから、嬉しそうにしているのだ。本当、空気を欠片も読んでませんね。お父様。

家族思いで優しくて、父親としては花丸を上げたいと思いますが、王としては、本当ダメですよね。でもまあ、そんなところをきっとお母様は気に入っているんだと思うんですけど。

 お母様は、ムディランより更に先の国、トゥグリエルからこの国に嫁いできた。出会いは、城を抜け出しふらふらとしていたお父様を保護したんだとか。トゥグリエルは第一王位継承者というものがある意味存在しないというところで、兄弟家族であっても、いや、そうであるからこそ、油断ならないと言う殺伐としたところだったそうだ。

出し抜いて残った一人が王位を継ぐ。昔はそれこそ血みどろの争いがあったようだが、今は何処も戦争を起こしていたりはしない。そこまでの淘汰は必要なくなっていたから、年に何度か、王の出す課題の順位で継承者が変わっていっていたらしい。

お母様はそこで、常に第一位であり続けたそうだ。

たまたま出掛けたときに、ふらふらとしているお父様を不審者として捕まえたら、シュロスティアの第一王位継承王子だったというのが分かり、致し方なく、賓客としてもてなしたという事らしい。そうして、もてなしている間に、あの能天気きわまりないお父様に絆されて、全部捨てて、シュロスティアに来たとのことだ。

美してく頭も切れる。そんな最高の嫁が来て、先王は涙を流して喜んだらしい。これで国も安泰だと。

まあ、そんなこともあり、お母様はお父様にベタ惚れなわけだ。

そして、空気まったく読まないお父様は、今日もまた楽しげにガルエル王子を連れ回していた。

なにをしているのかは、実は皆、知っている。

うちの子はこんなに良い子なんですよと、色んな場所に行っては思い出話を交えて親ばかトーク全開なのだ。

ガルエル王子も良く付き合っているものだ。

 いや、私の話だから、聞いているのだろうか。

私自身は口を滑らせなくても、あのお父様ならうっかり何かを口走りそうだ。でも、お父様に喋られて困るようなことはあっただろうか? と、考えて、なにもないと思う。

けれども、異常は、特殊な思い出として、結構記憶に残っていたりするものなのだということを、後で思い知ることとなった。



 その数日後。後二日もすれば、グラッパリエとジュダンが到着するだろうという頃だ。

ものすごく申し訳なさそうに私の部屋の戸をノックするお父様がいた。

 「お父様?」

何事かと思い、じっとその様子を窺っていると、本当に情けのない顔をして、お父様は私に謝っていた。

 「ゴメンね。リィリア」

何一つ謝られるようなことをされた覚えのない私は、本当に不思議そうな顔をしてお父様を見ていたと思う。けれど、そんな私を見て、お父様は事の顛末を語りはじめた。

どうやら、色々とお父様に連れ回され続けたガルエル王子が、とうとうじれて、はっきりと、私と話がしたいのだと言ったらしい。まあ、私に会いに来て、延々お父様の子供自慢を聞かされ続けるのは、予想外だっただろう。いや、ある意味、とってもあり得る状況なのだけど。

 「別に私は気にしてませんよ。お父様」

色々と考える時間が出来たのは、正直有難かったし、お父様がそう言う人だなんて事くらい、重々承知してますから。

 「うん。でも、結婚するのはリィリアなのに、父さんばっかり話してたら、ダメだよね。今日は父さん、母さんのところにいるから、二人でゆっくりとお話しておいで」

柔らかに笑ってお父様はそう言った。お母様。頑張ってください。色んな意味で。

 「ありがとうございます」

お父様に私は微笑みを返して、その場を簡単に治め、ガルエル王子がいると言う場所へと足を進めた。ガルエル王子を呼んだのは、賓客用に用意された広間だ。ガーデンパーティーなども催せるよう、そのまま庭に出られる作りになっている。大きな催しの時に使われる大広間と違い、落ち着いた雰囲気となっているこの部屋は、私は割と好きだった。

一番好きなのは、家族と一緒にお茶をするあの広間だが。あの部屋も、庭に出れるようになっている。もっとも、大広間や賓客用の広間とは違う庭だ。大広間などに面している庭はどうしても王家の威厳を保つためもあり、必要以上に華美に作られている。大輪の美しい花々の植えられた庭は確かに美しいが、それだけだった。もっとも、家族用の中庭のように、華美ではないが、季節を感じさせる花が植えてある方がより好みであるというだけなのだが。

中庭を私が好きな理由はもう一つある。私はまったく覚えていないのだが、どうやら、レイ兄様とクー兄様に、小さな私はおねだりをしたらしい。「毎日遊べるようなお花畑が欲しい」と。

無理難題を言っても、無理を押し通して実行してしまいそうなレイ兄様とクー兄様におねだりをするとは思えないので、多分真相は、「あったらいいな」くらいのものだったのだろうとは思う。

とは言え、普段まったくそう言うことを言わない私がそんなことを言ったとなれば、レイ兄様とクー兄様が動かないわけがない。そんなわけで、中庭は、庶民でも手に入るようなありふれた草花で溢れかえっていた。

侍女達がお茶の用意をしている間、外の庭を眺めながら、そんなことを考え、広間で待っていると、やっとガルエル王子がやってきた。

 「お待たせしてすみませんでした」

柔らかに笑うガルエル王子に、私は立ち上がって小さくお辞儀をすると、微笑み返しす。

 「いいえ。お気になさらないでください。むしろ今まで私の方がお待たせしていたようなものですので」

お父様を止めずに放置してたんだよ、本当は、と言うのを言外に滲ませて言うと、ガルエル王子の微笑みは更に深くなった。

ガルエル王子もだが、従者もとんでもなく目つきが悪い。どうにも値踏みをされている気がしてならないのは気のせいなのかな。居心地の悪い。

 「今、お茶を淹れますので、どうぞおかけになってください」

普通は侍女が淹れるものではあるけれど、相手の身分が自分より上な時や、当たり前で自分主催のこじんまりとしたティーパーティーのと気などは淹れるものだから、一通りの作法はたたき込まれる。

私は自分で淹れるのが好きだし、部屋では、侍女に無理を言って自分で淹れたものを飲んでいるくらいだ。何より、人を使うことに、どうしても慣れることが出来なかったというのが最大の理由。それが、嫁ぎたくない理由の一つでもあった。

 「どうぞ」

お茶を差し出せば、テーブルには、既に侍女がお茶菓子を並べていた。そこに大変見慣れたものを見つけて青くなる。

 「申し訳ありません」

慌てて私は、お菓子に手を伸ばしかけていたガルエル王子を止めた。誰だ。お茶目にしても度が過ぎる。マリ姉様のお菓子を紛れ込ますなんて。覚悟もなく口にしたら、へたをしたら死んでしまうんじゃなかろうかという、破壊力抜群の味のあの、マリ姉様のお菓子だなんて。

 「このような形の崩れたものをお出ししてすみません。 さあ、早く全て片付けて、新しい物を持ってきて頂戴」

前半はガルエル王子に、後半は侍女達に言い、テーブルを片付けさせる。新しいお菓子をお出しするための指示も出さねばならないため、侍女頭を呼び出した。というのは、建前だ。

 「マリ姉様のお菓子が混じってた。簡単な焼き菓子を作って持ってきて頂戴。パンケーキと、ジャムならマリ姉様は作らないから、それでいいと思うの。先にそれをお出しして、少し見栄えの良いものを作るように言って。その後で、厨房全部調べて、マリ姉様のお菓子を発見して頂戴ね」

こそっとそう言うと、見る間に侍女頭の顔色が悪くなった。そりゃあ、マリ姉様のお菓子お出ししたとか聞いたら、そうなるわよね。しかし、誰が厨房に置いたのかしら。マリ姉様のお菓子は、マリ姉様専用に作った厨房にしか置かれていないはずなのに。

そこまで考えて、こんな後先を考えない悪戯をするのは、コーディだと気が付いて、溜息を吐いた。悪戯をするにしても、選んだものが悪すぎる。後でお母様と一緒に叱っておかなくては。最悪お兄様方達一緒に南の塔入りだと言えば、一発で大人しくなるだろう。

レイ兄様とクー兄様にたいしての恐怖は、随まで染みているようであるし。いや、ある意味あそこまでトラウマを作れる二人が凄いとも思うんですけどね。

 「お見苦しいところを失礼いたしました」

にっこりと笑って、私は、ガルエル王子に向き直って座る。

淹れたお茶は半ば冷めてしまっているが、心を落ち着けるにはこのくらい温い方がいい。しかし、ほっとしたのも束の間、ガルエル王子は、あの時見せた、挑発的な笑みを口に乗せると。

 「毒でも混じっておりましたか? リィリア姫」

いっそ楽しげとも言うような声音で訪ねてきた。

ここでムディランの第一継承王子に危害なんて加えようものなら、一気に戦争となってもおかしくない。そんな愚策取れるはずがない。招いているとは言え、うちよりムディランの方が立場は上なんだから。だいたい、暗殺を企てられるのだとしたら、むしろ私だ。レイダレットの過激派辺りに暗殺されてもおかしくはない。

 「何故、そのようなことを思われるのですか?」

だから、あえて私は、質問に質問で返した。現状、ガルエル王子が暗殺されることなどないのだから。

 「いえ。あまりの慌てようでしたので」

毒より酷いテロでした。とでも言えばいいのか。それとも食べてみますか。ガルエル王子。マリ姉様特製のお菓子を。スー兄様曰く、魂の国が見えかけたと称される、天国に一番近い菓子ですが。

と、問いかけたいのを必死にこらえ。

 「ガルエル様にお出しするものに不備があったなど、我が国の恥ですから」

 「そんなお気遣いなどなさらずとも良かったのですが」

そんな風に話をしている間に、パンケーキが運ばれてきた。ナイスタイミングですよ。と、目で合図すれば、侍女は、たおやかに笑った。どうやら本当にタイミングを図ったらしい。

相変らずうちの侍女達は個性的だ。

 「おもてなしをするのは、当たり前のことですので」

と、侍女のおかげでなんとか気持ちを立て直し、そう言って笑った。危ない。地が出すぎてしまう。ちくちくと、刺さる視線のせいだ。ガルエル王子とその従者のなんとも言い難い視線は、どうにも神経を苛立たせる。

 「リィリア姫は、小鳥がお好きなのですね」

含んだ笑みを浮かべつつ、ガルエル王子はそう言った。朝、テラスで小鳥に餌をやっているのは、周知の事実だ。あまり目立たないようにはしているが。

まして小鳥と話している言葉は、今話をしている言葉とは違うから、聞かれたところで何を言っているか分からないだろうし、何より、音として発しているわけではないから、聞こえるはずもない訳なんだけれど。

 「ムディランには、古くからある巨木に沢山の小鳥などがやってくるのですよ。一度、見にいらっしゃいませんか?」

ムディランの巨木など、話にも聞いたことがない。なんのことだろう。

 「それは素敵ですね。一度見てみたいものですが、兄たちがなんと言うか」

冗談ではなく、私がムディランにガルエル王子と共に行くなんて言おうものなら、レイ兄様とクー兄様がなにをしでかすか想像もつかない。公式の訪問として、何とかなるだろうかと、真剣に考えかけていると、じっと窺うような瞳がこちらを見ていた。

 「あの、どうかされましたか?」

また、あの値踏みをするような瞳だ。とりあえず、何かがあって逃げてきたというわけではないのは分かったけれど、この様子だと、本当に狙いは私であることには代わりはないのか。

目つきが悪くて、好きな人を見つめていると、睨んでいるようにしか見えないと言う容姿でもないしな。ガルエル王子。

 「いや。なんでもありませんよ。 お茶のお代わりを頂けますか?」

私の言葉にはっとしたように視線を外し、にこやかな笑みを浮かべてそう言った。何を考えているのかいまいち分からない人だな。ガルエル王子。

 「はい」

表面上は微笑んで、私はお茶のお代わりを取りに立つ。ポットを持ってテーブルに戻ると、ガルエル王子のカップに注ぎ入れ、また、ポットを置こうとその場を離れた瞬間、足下を掬われた。

あっという間の出来事で、なにが起こったのか対処出来なかったが、とっさに思ったのは、ポットを持っていたら火傷をするという事。とにかく、ポットをどこかにと、体勢を崩したまま前方に放り投げた。ガルエル王子には、半身を見せる形になっているから、前方に投げる分には被害はない。ただ、あの辺りに侍女が一人居た気がしたが、その辺は頑張っていただこう。

ガシャンと言う音と、どさりと言う私の倒れた音が響いたのは、ほぼ同時だった気がする。少々お湯は被ったものの、手に持ったまま被っていたと思えば微々たるものだ。けれど、問題は、私の火傷などではない。

 「おけがはありませんでしたか? お茶などかかりませんでした?」

確認はして投げたので平気だとは思うが、起き上がるととっさに私は、ガルエル王子にそう問いかけた。

 「あ。はい。ぼ、私は平気ですよ」

かなり動揺しているらしく、言動がどうにもおかしいが、とりあえずは、大丈夫らしい。

 「良かった」

火傷の一つも負わすことなど出来るはずがない。さすがに、事故に対してまで何かを言ってくることはないとは思うが、これを口実に、ムディランへ来いと言われそうな気がしたのだ。

 「今日は、これでお開きとしよう。私は部屋に帰る。貴女もゆっくりと休まれると良いでしょう」

 「お心遣いありがとうございます」

言おうとしていたことをガルエル王子から言って貰えたので、少し気分が楽になる。後は明日一日、兄様方のお相手をして過ごして、明後日、二人が来るのを待とう。

 キーワードは、巨木か。

なにが分かったというわけではないけれど、ますます持って、イヤな予感しかしないのは、気のせいじゃないと思う。


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