第2話
草原を歩きながら2人は本題を話す。
「それでどのような魔法書を?」
「魔石を触媒とした召喚魔法の本を探してます」
「なるほど、少々珍しいというか、数の少ない系統ですね」
この世界では召喚魔法は簡易的なものが多く、触媒を用意してまでの召喚魔法は珍しい。
そもそも召喚魔法は戦闘時の補助がメインで、一時的な契約の元召喚する、対して触媒を使う召喚魔法は、本契約を結び召喚されたものが死ぬまで続く。
分かりやすく言うと一時的な召喚魔法と完全にテイムしてしまう召喚魔法の2択ある。
「まぁ珍しいよね……?」
「そうですね、ですがお任せ下さい!」
ミカは自信ありげな表情で答える。
「ありがとうございます!期待してますよ」
ミカは誇らしげな顔をして微笑んで言う
「さすがに、神の使い様にがっかりさせれません!」
「なるほど?」
ユイはそんなに神の使いが偉いと思ってる訳では無いので少し、戸惑いつつ返した。
そんな話をしながら歩いていると辺りが騒がしいことに気づく。
「ところでミカさんあれってまずいですよね?」
そう問いかけた理由が真っ直ぐにこちらへとやってきてるいる。
そう、影の魔獣と言われるユイの敵が現れたのだ。
「影の魔獣!?」
「ミカさんは下がっててください!」
「は、はい!」
そう言うとミカは少し下がり護身用のナイフを取り出す。
ミカも一応戦えるのである。
「あー、なんでこんなことになるのかなぁ……?」
ユイは猫耳を少し垂らし、呆れながらそう呟いた。
「でも、やるしかないかぁ」
そう言うと光の剣を顕現させ猫の精霊を召喚する。
「出て来て、ミミ!」
そう叫ぶとユイの鞄の中から白猫の精霊が出て来た。
「お願い、ミミ!」
そう言われるとミミは影の魔獣に突撃し光の魔法を使い目くらましをした。
そこをユイが光の剣でトドメを刺す。
そうすると影の魔獣は倒れ込み闇の靄を消しながら、消えてった。
「ふぅ……落ち着きましたね」
「びっくりしました。にしてもユイさんはお強いですね!」
「ありがとう、でもそんな大したことはしてないですよ?」
ミカはものすごく目を光らせユイに寄っていた、その状況にユイは混乱していたのだった。




