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おほしさま☆  作者: ASH
3/4

夏休み!0日目♪~変な奴がやって来たパート3。

 嗚呼、想像以上に困難が多いらしい。

風呂上り、ベランダに出て星を眺めている。


「ああ、今日は星が綺麗だなあ…。」


(私のほうが綺麗だよ!)


…お前を見たことねえよ。


 結局、ドムクエはこのバカのわがままのせいでお預けだった。


そして風呂に入ると言い放ち、さっさと済まそうと早足で浴室へ向かったのだが…。

俺が上着を脱いだところで問題が起きた。


(キャー!逆セクハラだ!逆セクだよ!逆セク!)


は?


「何で?」


(ちょっと待って!まだ心の準備が…。ドキドキ、ワクワク。)


話を聞けよ。てか、ワクワクすんな。


(だって、私。あらゆる器官をキミと共有してるから、キミが鏡を見ると私にも見えちゃうよ。)


だ、そうです。


って、ええっ!!

共有!?


「‥‥何とかなりませんか?」


(まあ、私が目を閉じていればいいんだけどね。)


なんだ、簡単じゃん。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そんなわけで、色々面倒だなぁと痛感し始めたわけだ。

ああ、やっぱり現実なんだな‥‥と、ため息を吐きながら星を眺めている。


(そんなにため息ばかり吐いてると、幸せが逃げちゃうぞ?)


「うるせー。」


誰のせいだ、誰の。


「ところでお前、名前は?」


(人に名前を聞く時はまず己から名乗るものじゃないのかね!?)


うわ‥、普通にうぜえ。確かにそうだけど。


「俺は‥‥(私はアテネ。)


‥‥先に言うのかよ。

たまにいるよな、こんなやつ。


(だけど、変な風に略さないでね。ほら、『あーたん』とか『アルベルト』とか。普通にアテネでいいからね!)


誰がそんなあだ名つけんだよ!

てか文字数増えてんじゃん!

しかも、一個目のあだ名どっかで聞いたことあるよ!


「ふーん、アテネ‥‥ね。変な名前。」


(うっせー!ば~か、バーカ、ハンバーガー!)


ハンバーガーてあんた‥‥。


(では改めて、こほん。

私は知恵!芸術!技術!学問!戦術の女神!アテネだよ!

君は?)


改めて言わんでも‥‥。


「俺は‥‥京。桐島 京。」


(うわっ、何の面白味もない自己紹介だったね!そんなんじゃ、面接受かんないぞ?)


「ほっとけ!」


(桐島 京‥‥。じゃあ、京くん!

これからよろしくね!)


「はいはい、よろしくな。」


はあ、これから忙しくなりそうだな。


(あっ、流れ星!)


「お‥‥。」


キラリと輝いた刹那、光の線が生じた。

誰かがイタズラに空のキャンパスに落書きしたかのように。


「珍しいな。見れる機会なんてあんまないんだけどな。」



(綺麗だったねー。だけど、あんな綺麗な物が実は大気圏を漂うゴミだとはねぇ。)


夢がねぇな、おい。


(まあ、私が食べた後のゴミをポイポイと捨ててたから、よく流れるんだろーなぁ。)


おい。


「さて、と。」


軽く伸びをする。

なーんか無駄に疲れた。


「そろそろ寝るかー。」


言うと同時に寝室へと向かう。



(実は私、長旅だったからゆっくり寝るのは久しぶりなんだよー!)


長旅がどんなのだったのかは少し興味があったが、正直めんどくさいので聞かないでおこう。


「んじゃ、さっさと寝るか。」


(ええ!私の長旅の武勇伝聞かないの~?)


ほら、やっぱりこうなると思った。

ベッドに飛び込んで、布団を一気にかぶる。



「勇ましい武勇伝はまた今度聞くから。もう寝るぞー。」


(え~。わかった!)


「んじゃ、お休み。」


‥‥‥。


はやっ!もう寝てるし!


「自由気ままに」をモットーに、この物語を書いていきたいと思います!

何事も適当に(笑)

それはそれは、流れ行く雲のように~♪

この物語で楽しんでいただければ、大変幸せです♪

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