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菫ノ詩集

私がウクレレを弾く

作者: 堅香子 擬々

最近、我が家ではウクレレの

音がら聞こえます。



私は嫌になってウクレレを弾いた


嫌だ嫌だ


勉強が嫌で


ウクレレを弾く


ウクレレが上手いわけでもないのに弾く


下手な私の声にのせるようにウクレレを弾く


なんともしんみりとした空気に陽気が沁みる


嫌になって弾いて弾いて叫んだ


ガナルように叫んで弾く


嫌で嫌で


勉強が嫌、なんてつまんない理由で


ムキになって


頑固になって


迷子になって


訳もわからず


目が回ってしまって


ウクレレを弾く


この空気が嫌になって


する事なすべき事が見つからないこの空気が嫌になって


頭を回しながら


ウクレレを弾く


小さな頃弾いたのを思いだしながら


叫ぶように


ガナルように


まるで獣のように


弾いて弾いて弾いて


この憂鬱な空間を弾き飛ばす



つづかない( ̄ー ̄)

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