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死霊術師の放浪  作者: あひるの親
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プロローグ

VR技術は医療だけにとどまらずゲーム界隈にも浸透していき、現代の流行最先端と言えばVRらしい。

「なので買ってみた」

いやーTUT〇YAで探してみて、G〇Oでも探してみてそれでも無かったから近所の爺さんが経営してる小型電気店に駄目元で行ってみたらあったよ!やっぱ田舎って流行に疎いんやなって感じた瞬間だったね。うん。

にしてもこのVRって結構思ったよりは軽いんだねぇ。頭にヘッドギアを装着するやらなんやら聞いていたからどれだけ重いか心配してたけど、杞憂だったみたい。

「さてさて、早速開封していきますか。」


☆★☆

今俺が開封しているゲームはMineworld online っていうゲーム。

100種を越える職業(ジョブ)が存在し、広大な世界。圧倒的高クオリティの五感が味わえることがうりらしい。こんなの聞いた日には買いたくなるよね。そりゃあ。…っと、これで全部出たかな?それじゃ設置していこう。


☆★☆

設置完了。このゲームでは頭にギアを付けるヘッドギアタイプでコンパクトだ。リリース開始まであと3時間ある。その間に公式やβでの情報を見るか。でもまぁ自分はやりたいジョブはもう決めてあるんだけどね。

公式サイトを開くと一番に開いたのはジョブページだ。このジョブは一度決めたら簡単に変えられない代物でゲームでのプレイスタイルを決める大事なものだが…俺は不遇職と言われている死霊術師(ネクロマンサー)でやっていくつもりだ。このネクロマンサーというジョブは幽霊やアンデッドといった邪悪な存在を操るジョブで感覚としては召喚術師と同じらしいのだがいかんせん召喚するモンスターが貧弱な様で不遇職として言われている。

俺が今回このジョブにするのはネクロマンサーのスキルが面白そうだったからだ。次にスキルページを開く。

スキル《死霊錬成》

これは自分で死霊をカスタマイズできるというものらしくこのようなスキルにつられこれに決めた。

…今何時だ?

時計を見ると12時40分だった。サービス開始は1時からなのでそろそろ始まる。俺は公式を閉じると残った家事を済ませ、ベッドに横たわるとVRの世界へと旅立った。


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