表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私とパソコンの渡航記  作者: 夢茶
森での出会い
2/44

空腹と絶望

「ん、んん…」


私は…そうだ、パソコンの電源を落として…画面を触っていたら画面に吸い込まれたんだ。


「あ、あ…れ…?」


ここは森の中。木々の木漏れ日が気持ちよく、風がとてもやさしく吹いていた。久しぶりにこんな体験したので、しばらくぼーっとしていた。


「…はっ!パソコン!」


ぼーっとしている場合ではない

パソコンがどこにあるか、確認しないといけない


「あ…後ろに…」


振り向くと、そこには私の愛用パソコンがあった

電源は切れている。

電源ボタンを押してもつかない。ノート型だからつくはずなのに、つかない。


「私、疲れすぎているのかな…」


早めに帰宅できたのも仕事場で見ている夢なのか。もしかしからそうかもしれない。


「夢だったら、そのうち眠くなるよね…!」


若干の現実逃避をしながら、また横になり眠気がくるのを待った。

しかし、一向に眠気はこない。

目を開け、空を見上げた。


「空ってこんなにきれいだったっけ…」


きれいに青く澄んだ空に手を伸ばした。


ぐぅぅぅう~


「…おかしい、ここが夢ならおなかがへるわけない…」


”夢ではない。”

絶望を抱いた瞬間だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ