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私とパソコンの渡航記  作者: 夢茶
パソコンから世界へ
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寂しさと動作

はじめまして、ちゃちゃ郎です。

ぱっと思いついたお話を、なるべく早く迅速に書き上げたいと思います。

ぜひぜひ、お立ち読みくださいませ!

上司に怒られ頭を下げて仕事も山のような量。

終電で帰り、始発で出勤し、残業して…

いわゆる、ブラック企業に勤めている「私」。

休みの日は、友達と遊ぶより家に引きこもるタイプ。

お昼…夕方過ぎまで、永遠の眠りにつくかのように眠り、起きたらパソコンを立ち上げる。

深夜まで起きて、また始発で出勤。


今日の食事はゼリー飲料。

上司の理不尽な言葉を聞き、呪いの言葉を心でつぶやき、辞めようかなと考えながら仕事に手をつける。自分の仕事が終われば、同僚を助けるためにまた、残業をする。

今日は珍しく、日が変わる前に帰宅。


せっかくだし、料理しようか。

なんて考えながら結局、お惣菜を購入し一人で帰る。


お母さんのご飯が食べたいなぁ…


そんなことを思いながら、パソコンの前に座り電源を入れる。

唯一の私の癒し。

ネットサーフィン、ニュースを読む、ゲームをする、気づいたらもう寝なければいけない時間。シャットダウンをし、椅子にもたれかかり伸びをした。


こんなのが私の日常。どこ探してもいそうな感じの人間。

でも、私の日常はとてもつまらない。さみしく、癒しはパソコンをいじること。

嫌いではない、上司は嫌いだけど。


家族に愛されていた。彼氏とかいうものもいた。

一人暮らしに借りているマンションには私だけ。


なにか、ほかに癒し…楽しいこと起きないかな。


このままでは、疲労ではなく”さみしさ”に殺されるのではと恐怖を抱いた。

そんな時、なんとなく、パソコンの画面に指を触れて撫でてみた。すると、電源をつけていないのに画面が白く光りだした。


『見つけた。見つけた。』


「え…?」


画面を触れていた手は引っ張られるかのように画面に吸い込まれていた。


「!!!!」


手を引いたけど、どんどん吸い込まれていく。肘まで吸い込まれたとき、私を優しく温かい風が包んだ。より一層眩しい光に包まれ、私は意識を飛ばした。


ープツンッ

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