いつも通りの甘い帰り道
どうも、リアです!
更新遅れて申し訳ありませんm(_ _)m
何とか時間を作って構想を練って書いていたらこんなに期間が空いてしまいました…(´●ω●`)そんな中で書いた第三話どうぞお読みください!(*´∇`*)
「あー疲れた。」
やっと学校が終わった。今日は部活もバイトもないからつばきと帰ろう、朝ちょっと怒ってたし。
「つばきー。」
つばきは一番窓に近い席でかつ一番後ろの俺の席の隣だ。
「んー、なに?」
「俺、今日なにもないから一緒に帰ろう。」
「えっ!?」
「ん?なんか用事あるの?」
「いや、ないよ!帰ろ!」
「?うん、」
つばきは昔から一緒にいるがたまによくわからない時があるなぁ。とりあえずはやく帰ろう。フィリアさんを待たせてしまっているからな。
「なあ、つばき。」
「もしもの話だけど、朝目が覚めて目の前にエルフがいたらどうする?」
「なにそれ?みつき疲れてるの?」
「もしもっていったじゃん!」
「んー…どうするって言ってもねぇ…ん!」
「ん?」
「みつき!みつき!これ美味しそう!」
つばきが見た先にあったのは香ばしいにおいのするクレープ屋さんだった。
「…うん、そうだな」
「ちょっと寄ってこうよ!」
寄り道してる場合じゃないんだけどつばきが嬉しそうだしいいか。
「いらっしゃいませ!なににいたしますか?」
「チョコバナナと、」
「イチゴで、」
「みつきってイチゴ好きだよね〜。」
「チョコバナナも美味しそうだったけどつばきが頼むならいいかなって思って。」
「なんで?」
「えっ、一口くれないの?」
「…みつきってほんとあざといよね。」
「?」
「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
あ、フィリアさんに待たせてしまったお詫びとして買ってこうかな
「えーと、ブルーベリーを一つお願いします。」
「みつき二つも食べるの?」
やっぱり聞いてきたか、
「あー、いや妹に買ってこうかと…」
「詩音ちゃんに?優しいね〜お兄ちゃんは。」
つばき、悪い。まだ詳しく知らない以上、フィリアさんのことは言えないしな。
「お待たせいたしました。チョコバナナとイチゴ、ブルーベリーのクレープです。」
「それじゃ、帰ろうか。」
はやく帰って話を聞こう。
「うん。」
次回は明日にあげます!