人物紹介
突然の人物紹介します。というのも終編は説明というか真相が筆者の想像より長くなってしまい、読者様には混乱してる方もいるとおもいます。大体の主要キャラの登場が終わってますので、ここで忘れた方の為にも説明をしようかと思いました。もちろん人物紹介なんかいらない続き早く見たいというのであれば削除します。
かなりネタバレを含みますので、未読の方は読まれない様お願いします。
サイラス陣営
スレイン(ガルム、トルン)
黒き髪、黒き目を持つ本作の主人公。レミリアが殺される際に心に強く残した思いが願いになり、スレインにグリモアの書の力の加護が与えられる。だが、あまりにも強すぎる為、本人も子供の時に制御できず、暴走させる。その結果家族にも見放される孤独な人生を送る。しかし、ティラとの出会いにより転機を迎え、仲間との出会い、サイラス王へとなる。実は、過去に世界崩壊の原因とも言える、グリモアの書を顕現させた3人の内の一人トルン。その後魔獣融合を実行し人ではなくなる。獣人を導く獣人の王となるが、ガルム自身獣人ではない。また導いた後速やかに後進に譲る機会を考えていた。トルンはスレインと違い、かなり明るい性格をしていたようだ。
ティラ(レミリア)
エルフの娘。幼少期に両親が魔物に襲われ天涯孤独になる。一人ぼっちの時に、スレインに助けられる。この時、スレインは意図せずティラに力を使っていた。ティラはその後、スレインの力のおかげでエルフの隠れ里を発見し、元気を取り戻す。過去の因果か、スレインとまた会うことを強く思い行動する。最初は妹のアリスに変装しスレインに会うが、グリモアの書の加護を得ているスレインには当初から見破られていた。スレインを影から応援しスレインに道を開けさせる。が、トラブルメーカーになりやすい。また、変装していたときは、仲間達のムードメーカーであった。妹のアリスがやってきて正体が見破られた後、ティラと名乗る。ちなみに、アリス曰く、私はそんな喋り方をしないそうだ。魔法と剣を扱う。が調子に乗ることが玉に瑕。過去はレミリアという女性でグリモアの書の鍵でもある。鍵である理由は、不明。グリモアの書を顕現させた3人の内の一人、殺される間際までトルンにグリモアの書を使うことを願っていた。
アリス
スレインの妹。スレインの力の暴走により、スレインを兄と認識する事ができなかった。だが、ティラの言葉により奪われた知識が戻る事になる。その後レオンに教えを乞い、剣士となる。修行の間、兄の事をずっと探していた。兄の情報を聞き、すぐにレオンから去る程の行動を見せた。そればかりでなく、兄の目的の為にとレオンに剣を向け、剣で負けるが、心で打ち勝つ事ができ、レオンを引き入れることができた。その結果、スレインや仲間に歓迎される。その後、スレインのサポートに務めている。
グレン
炎の力を使う拳士。最初にスレインの仲間になる一人。作者曰く、メインキャラのはずが脇役にいつのまにかなっていた。度々、スレインを助けるが頭はそんなに良くない為、主に戦闘面をカバーしている。サイラス国では将軍の位に勤めている。熱血漢溢れる男気ある人物、部下からの信頼も厚い。
シーク
エルフの男。エルフの為、長命。その分知識が豊富。度々、スレインを戦闘よりも知識でフォローする。サイラス国を崩壊させ、スレインを王にした人物。スレインの行動には頭を悩ませるが、むしろそれが刺激となり楽しんでいるようだ。
レオン
アリスの剣の師。アリスとの決闘で剣で勝利するが、心打たれスレインの仲間になる。レオンもメインキャラのはずがあまり出て来ていない事に、作者も驚愕。いつも落ち着いてて、グレンといい相棒をしている。サイラス国の将軍の一人。
クロノス
サイラス国崩壊前は王の弟であり宰相。スレインが王になっても宰相に任命される。サイラスを一番案じていた人物。だがその思いゆえか実の兄であるディル王に疎まれ、幽閉。腹心のカイルに救出され、王崩御後はスレインに降伏する。
シークと共にスレインの行動に頭を悩ます人物。
カイル
クロノスの腹心の部下。ディル王の治世が民を顧みないため、暴漢により両親が殺される。その恨みにより、ディル王を深く憎んでいた。クロノスに拾われ、才を伸ばし将軍の一人となる。クロノスの命令により、ディル王の懐に入り、好機を狙う。そして恨みを果たすことになる。その後はスレインにも認められ、将軍職に付く。
聖王国
ユマ
トルンの妹。魔法よりも技術を得意とする。グリモアの書を顕現させた3人の内の一人。黒い特徴を持つ。世界が崩壊後、兄であるトルンに言われ、人を導く事に奔走する。聖王国の前身を築いた人物。またクレアの育ての親でもある。スレインが霊廟を訪れた際、死んでいるはずのユマと出会う。
クレア
ユマに拾われ育てられる。黒き目を持つ銀髪の女性。背丈はかなり小さい。ユマが亡くなった後、聖王国を作り、ユマの夢を継ぐ。模倣の力でユマの未来を見る力を模倣し、グリモアの書の登場を防ぐ役割をしている。だが実際はユマが顕現させた一人であり、崩壊の原因を作った人物とは教えてもらっていなかった。同じ黒き特徴を持つ、スレインに仲間意識からか協力を惜しみない。聖王国の巫女として活動するためか、いつも落ち着いている雰囲気をしているが実際は、かなりの甘えん坊。霊廟でユマと出会い、タガが外れる。
マイ
クレアに育てられた、黒き髪、赤色の目をした女性。クレアには敬意を込めるが基本他人には、言葉使いが荒い。周囲の攻撃や、心情を感じる事ができる能力を持つ。真実がいつも正しいと思い、ティラに詰め寄る瞬間もあった。この性格の為か、友達はいなかった。ティラとアリスはそれを受け入れ、友達となる。力と合わせて実力は相当なもの。




