れんきゅう。
練習中です。
連休。
社会人には数字が赤いだけの出勤日。
学生には重要!
特に金は無くても時間のある彼女達には特別な事。
「ヤンデレちゃん!ヤンデレちゃん!」
何時ものようにデレデレは視野狭窄です。
ヤンデレしか見てないのではありません。
ヤンデレ以外見て無いのです。
「デレデレちゃんは少し落ち着いて!コレ飲んで!」
――コーラを飲むデレデレちゃんもいい!!―――
「デレデレちゃんどうしたん?」
「あのね?今度のお休みって予定ある?」
――確か日課のデレデレちゃんの家の近くを散歩する予定だけかな――
「ん。だいじょーぶ♪」
「やったぁ!早朝と深夜と学校でしかヤンデレちゃんに会えないから淋しくてっ。」
お前達もういいから爆発しろ!(クラス一同)
「デレデレちゃんは休みは何かしたい事ある?」
「ヤンデレちゃんと一緒にいたい!!」
ずっっっっっきゅゅゅゅゅゅゅん!!!!
「家丁度その日は親居ても居ないから…来る?」
「行く!行きます!住民票の移動も視野にいれるよ!」
「移籍の話は兎も角。いつからにする?」
「今日から!」
「流石に駄目だよ!今夜散歩に行くからね?」
「でも、ヤンデレちゃんお散歩に来てお母さんとばっかり話してるから…寂しい!」
――デレデレちゃんのお母さんから逃げ切れないんだって!――
「あぁ24時間ヤンデレちゃんのお世話したいよ~!」
その日の夜もデレデレちゃんの家の前で建物探訪していた。
「デレデレちゃんの部屋に灯り点いた♪」
「ヤンデレちゃんそんな所じゃあ寒いからお家に入りなさい♪」
「デレデレママ…。」
「デレデレちゃんも呼ぶからね?そうしましょう!」
「…いやその…。」
「お母さん狡い!ヤンデレちゃんは私のストーカーで来たんだからね!」
「ママだってヤンデレちゃん好きなんだからいいでしょ?」
「話聞いて…お願い。ヤンデレお家帰る~!」
ヤンデレが解放されたのは夜更けだった。
デレデレが強すぎで病める事が難しい。
デレの許容範囲広すぎ!
ヤンデレ頑張って!