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カラクレナイ#50 ラックオブハピネス

運が味方してくれるって……ギャンブラーみたいなこと言うな。どうやって運を味方につけるのかもわかんないし……というか運程度でこの絶望的な状況を覆せるのか?


「フッ、運ですって?そんなものでこの戦況を覆せるとでも思っていらっしゃるのであれば早々にそんな希望は捨てた方が身のためですよ?」


「さぁ?そんなこと誰にもわからないだろぉ?希望がまだ僕の手の中にある以上、僕はこの勝負から降りることはないよぉっ!」


「魔式!「快楽をよこせ!!(ラックオブハピネス)」」


魔式!グローが魔式を使った!俺と戦った時は一回しか使っていなかったって言ってたが……確か使った場面は俺の砲に直撃した時だっけ?あの時のグローは砲が直撃したにも関わらずすすひとつついていなかった。

だとすると……グローの魔式はめちゃくちゃ固くなる魔式とか?でもそれぐらいだったらここまで出し惜しみする理由なんてないよなぁ……?

あとさっきの……「運はいつだって僕の味方」っていう発言も気になる……単純に運が回ってきたっていうのを言っただけかもしれないが……


「魔式……やはり使ってきますか……!使っているのは初めて見ますが……一体どういう力を持っているのでしょう?」


「ハハッ!知りたかったら教えてあげるぜぇ。特別な力も何もない単純な魔式だからねぇ。バレたって問題ない。」


案外あっさり教えるんだな……そんなに大したことのない魔式なのか?


「僕の魔式は運命を操ることができるんだぁ〜。まぁ……詳しく説明をするのは難しいんだけどぉ……この世界には無数に枝分かれしていく可能性があるんだぁ。それをー先に”見て“どこに行くかを決められるっていうのが僕の魔式。」


「例えば、今君が僕に血槍を撃ったとする。その場合、僕が被弾する未来と避けられる未来を僕はそれぞれ見ることができるんだ。そしてその中から未来を選んで確定させられる。そういうことができるんだ。」


「ただまぁ……はるか先の未来は決められない。僕が決められるのはせいぜい5秒か10秒か……それぐらいの未来だけだ。要するに未来予知も含めた運命を決めることができる能力……それが僕の魔式だ。」


……本当に開示して大丈夫か?この上なく強力な魔式だと思うが……しかも魔式とか関係なくこの手の力って開示しない方が強いだろ。なんでわざわざこのタイミングで……?


「それは結構ですが……本当に開示して良かったのですか?それほどの魔式であれば開示しない方がこの試合で優位に立てると思うのですが……」


「……ただ未来を見ただけだよぉ。それに……」


「それぐらいやらないとフェアじゃない。」


未来を見ただけって……さっき自分で見れる未来は最大5から10秒ぐらいまでって言ってただろ。明らかにはぐらかしてるけど……まぁいいや。

あと一応確認だが、グローって今魔力が吸われて再生力が衰えていて……自分の魔式の能力も明かしちゃって手の内がバレてる状態なわけだよな……?それでようやく「フェア」??どんぐらい自分が強いと思ってんだ?ものすごい自信の持ち主だな……


「……ハッ!!随分と舐められたものですね。まだタバコの件があるというのに……余程私を怒らせたいようで。」


「怒らせたのは別に意図的じゃないよぉ〜。ただ……君たちの血術は特別だからねぇ。ちょっとだけ見たいなぁ……って。」


嘘言え、絶対意図的だろ。明らかに煽ってたぞ。


「私たち……いえ、王の血術は見ただけでは再現出来ませんよ?」


「そんなのわかってるよぉ。参考にしただけじゃないかぁ……そんなことは置いといて、僕の魔式の説明も終わったし……この試合もそろそろ終わりにしよう。」


「じゃあ未来を確定させられる僕が先に未来を言い当ててあげよう。」


「この後の戦い、君は一度も僕に攻撃を当てれずに負ける。」


lack of happinessです

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