表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/49

カラクレナイ#29 新技開発のお時間です

ということで今俺は魔式のさらなる使い方の開拓をしようとしているのだが……最初に今使ってる魔式クレナイの本質を考えよう。この魔式は2つの反発し合うエネルギーを合体させ、より莫大なエネルギーを生み出すものである。その副産物として魔式を展開すると全身にエネルギーが行き渡って体が活性化。結果的に身体能力が底上げされる。


まぁ要するに俺が使う魔式は大量のエネルギーを生み出すことの方が本質である。だから俺はこれからこのエネルギーをどうやって利用するかを考えないといけない。破と斬。今のところそれ以外の攻撃手段がないのがネックでもあるし……他の攻撃技を作るか。例えば……エネルギーを撃ち出す砲撃とかか?正直、やれることはたくさんある。そうなると血術をどう使うかだが……もう魔式のサポートに徹してもらうか。俺が100%の魔式のエネルギーにまだ耐えられないので、その分両面宿儺でサポートしてもらうだけで余りが出るくらいに活躍しているだろうし。


じゃあまずは試し撃ちだ。さっき言った砲撃は……屋上で爆発させると建物を壊しそうだったので上空に向かって撃つ。イメージがしやすいよう指を銃の形にして銃身である人差し指にエネルギーを集めていく。十分な量が集まったと思ったら、空に向かって発射。その結果ここから100mぐらい上で直径が……25mぐらいか?とにかく馬鹿でかい火球が爆発した。威力は……考えるまでもないな。でもこんなものを高速で動く的に当てられるかと言われると……正直首を横に振るしかないのだが……あと連発も出来ないな。せめて行動を制限できれば……


じゃあ敵の動きを止める技を作ろう。うーん重力でも強くできればなぁ……動きが遅くなると思うのだが。自分の周りだけ動きを遅くできないのか?それがダメなら……近くに寄ってきたら意識をなくせるような……うーん、大体の人たちは俺みたいに空中で移動できないんだよな。だったら打ち上げちゃえば攻撃も当て放題じゃないか?だとすると……魔式を使って実現するのだったらエネルギーによる衝撃波でも飛ばせないか?向いてる方向の地面にエネルギーを流して衝撃波を発生させ空中に浮かび上がらせる。我ながらいい案だ。


試しに両面宿儺の鎧を作って、的にしてみる。こいつなら耐久性もあるしテスターにはもってこいだろう。流れとしては浮かばせて砲撃で迎撃する。これだけだな。まず地面から空中に浮かばせるのだが、思ったよりも上空に打ち上がった。軽すぎたか?いや、あの鎧結構重かったはずだが……まぁいいや。今度は砲撃で撃ち落とす。ズドーンッと派手な音と大きい火球が爆発する。で肝心の鎧はというと……綺麗に砕け散っていた。本当に跡形もなく。あの硬さのものをここまで破壊するとは……このコンボが決まれば簡単に敵を消し飛ばせるのではないか?


ふむ、これで新しい技がちょっと増えたのだが……命名は後にするとして……まだまだ増やしたいよなぁ。あと二つぐらい。俺に足りないものと言えば……近距離での搦手とかか?なんだかんだで近距離で使えるのが破ぐらいしかないからな。ちなみにそんな破だがエネルギーの入れ方を工夫したら威力が伸びるのでは?と考え、元々ただ拳からエネルギーが噴き出すだけだったが、少し捻ることでちょっとだけ破壊力が上がった。まぁバカにならない強化だ。


さて、近距離の搦手か……まぁ目眩しとかでもいいのだが……目が見えなくなった程度で吸血鬼や血腫(あいつら目とかの概念あんのか?)が止まるわけもなく……そもそも魔力探知があるしな。そうだなぁ。とにかく火力は足りてるのだ。だから行動を制限できればいいから……馬鹿でかいエネルギーを相手に纏わせて動きを止められないか?動く的がいないので検証のしようがないのでわからないが、魔力で物を動かすときは包み込んで動かすので、それと同じ要領でその場に繋ぎ止められないか?

まぁこれは夕方、グローべさんともう一回戦うってなった時に試そう。ダメだった場合、バッドで脇腹を殴られるだけだしな。


さてと、そんなこんなで色々試していたらもう日が沈みかけてきている。まさかもう約束の時間になるとは。時間が経つのは早いものだ。待っていると今朝、飛び降りたところからグローべさんが登ってきた。そんなとこから登ってきても反応に困るが……まぁいい。数秒の沈黙の後、グローべさんがこう言う。


「この1日だけでかなり学びがあったようですね。」


「まぁな。そんなことよりもさっさと戦おうぜ。このままじゃ日が沈んじまう。」


「えぇ。そうですね。では……」


「始めましょう!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ