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カラクレナイ#16 物理的圧迫面接

エーペックスでタコ負けしてOWでタコ勝ちしたので更新です

受付でナイトメアの名前を出したことが発端で今大魔連合の盟主に圧迫面接を受けている。どうやらナイトメアは俺が思っているより地位が高いようだ。確か……四聖って言ってたっけ。

それか何か大罪を犯しているのか?……あいつならやりかねないが悪事なんてやらなそうでもある。せいぜいつまみ食い程度があいつの限度だ。


目の前にいる盟主だが見た目は豹柄のシャツに黒い革ジャン、黒いジーンズを着たお兄さんって感じだ。顔もそこまで威圧感もない、どっちかというと疲れが見える。目元にクマとかがあって気だるげな感じだ。でもなんというか……この人からそのスジの者の気配を感じる。いや関西弁だし声の迫力があるだけかもだが……人を脅すことに慣れてる喋り方だ。顔に覇気はないが圧倒されている。


「いやぁ……俺は本当に師匠の弟子なんですけど……」


「まだ言うんか。どんくらいバカなんや?はぁ……ええか、俺だって痛いことはしたかないんや。今ここで認めたら許してやってもええが……どうや?」


えぇ?このままナイトメアの弟子を名乗ったらどうなるんだ……?いやよくて瞬殺、最悪は……


「こ、コンクリート……」


「あぁ?なんやぁ?」


「あっなんでもないっす。」


ともかくこのままじゃまずい。かと言って嘘をついて弟子じゃないとか言っても無事では済まない気がする。うっ、もう詰みかもしれない。手紙を渡すだけだと思ったのに。


「……なんも喋らないってことは、俺の前では何の意味もないで。しょうがないなぁ。お前が何処のもんなのか力尽くで教えてもらわないと……」


そう言われた瞬間、顔に拳が飛んできた。ギリギリで反応して頬に掠ったが顔を逸らせれた。一瞬だったがわかる。あれが当たってれば無事じゃなかった。


「いけなくなった。」


「事後報告ですか……?」


「やかましい!!」


すぐに逃げの姿勢をとった俺の背中にキックで追撃が入る。そのままの勢いで床に叩きつけられそうになるが、なんとか空中で体勢を整え受け身を取る。

ったく、厄介なことになった。相手はデカい組織のトップだ。勝てるわけがない。に、逃げるしか……いや、どうせさっきみたいに逃げるところに追撃が来てやられる……というか、ここまでナイトメアの裂け目を通って来たからどうやって帰るかわからない。はぁ……大人しくお縄につくしかないのか……?


「一応、それなりの実力は持っとるようやな。だけど……」


って、机を蹴っ飛ばした?いや視界を塞ぐため!雰囲気からして接近して殴ってくる!チッ、逃げ場が……いや下からスライディングで……っ!!瞬で身体能力上げてなかったらもうやられてるぞ!!


「あっぶねっ!!っく!!」


「うーん……確実にやったと思ったんやが。実力だけじゃなく運もそこそこあるらしい。……?そのオーラ……」


あぁ?この魔式を見てようやく認めたか?確かにこの魔式を習得したのは56人とか言ってたしな。そんなの確実でナイトメアの関係者に決まってる。まぁ魔式を見分けられるのかわからないが。


「その魔式……?そんなわけ……?まいっか。」


って認めたわけじゃないのかよ!!クッソ、どんどんパンチの速度が上がってきている。まだ見切れないほどじゃないが……フェイントも絡めてくるから捌き切れない……っ!残念ながら戦闘経験一年分の俺じゃあ全部を受け切るのは無理だ。


「オラオラァッ!!どうしたぁっ!!捌くのに精一杯かぁ?」


くっ……攻撃の密度が高すぎてこちらのパンチを差し込める隙がない。攻撃は最大の防御であるとは言うが……何もできない……本気出すのは止められてるし……せめて自傷しない程度まで出力をあげよう。


「……ッ!ようやく反撃してきたか。あの一撃……そしてそのオーラ……はっ、てっきりテメェが嘘ついてんのかと思ったんだが……どうやら本物みたいだな。」


あのアッパーを避けられるなんて……あっちの動体神経どうなってんだ。俺は瞬があるから目もよくなっているけど、あいつ素だよなぁ。でもようやく認められた。もう帰ってもいいよな。あぁ……でも帰るための裂け目がないよな……いや、一旦この部屋から出よう。もうこんなとこ来たくない。


「ようやくわかってもらえましたか。じゃあ手紙は渡すんで、俺はこれで……」


「ちょい待てや。お前が本物の姉貴の弟子だとわかったら俄然興味湧いたわ。ちょっと付き合えや。」


と言うことで圧に負けてしまい今度は屋上に連れてかれてしまいました。この建物、外から見ても結構大きかったがまさか108階もあったとは……と言うかエレベーターがあんのが1番の驚きだったな。もっとファンタジーな世界だと思ってたが結構技術が発達してんだな。


「で、なんで屋上に呼び出したんですか。まさかさっきの続き……?」


「あぁ、そのまさかや。お前の強さが知りたくなってな。さっきまでの戦い、お前は本気を出してなかったやろ?今回は全力でかかってこい。」


ガチかぁ。

龍が⚪︎くいいですよね。

大魔連合は魔界のあらゆることを取り仕切る「真っ当な」組織です。少なくとも農業、工業、鉱業、etc……とにかくなんでもやります。

組織的にはさまざまな組織が合体してできてるものなので、農業部門、工業部門、……みたいな感じでそれぞれ分かれていてそれぞれにボスがいます。血腫部門のリーダーで全体のリーダー、つまり盟主を務めているのが燈魔です。元は燈魔が交渉(物理)で他の組織を服従させて誕生しました。

大きな失敗をするとエンコを詰め、酷いと海に沈められるという噂が……あくまでも大魔連合は「真っ当な」組織です。

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