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カラクレナイ#11 完全に包囲されている!!(俺が)

適当に走り過ぎて血腫に囲まれた。ついでに言うと血腫どもは中心に近づくにつれ増えるだけでなく強くなっていってる。さっきはぽんぽんぶっ飛ばせたが今では一体殴っても3体ぐらいしか巻き込めない。


「あークソッ」


いかんせん手数が足りてない。このままじゃ処理する前に俺が処理される。本気を出すか?いやここで?うーんもう相手にせずに進んじまうか?いや道は作ってもすぐあいつらに下がれるし……あ、上空いてんじゃん。ということで近場にいた血腫の頭の上に飛ぶ。


「テメェらの頭借りるぞっと。」


頭に乗ったら頭から肩、肩から頭、頭から頭、ってな具合で素早く飛び移っていく。おーっとっとっと。危ない落ちる所だった。落ちたらこの血腫の海に飛び込んで集団リンチにあうだろうから気をつけないと。まぁ足でも掴まれない限り大丈夫だろう。というかどこを見ても血腫だらけだ。一体何体いるのか。さっきぐらいの密度でも集合体恐怖症が発狂するだろうにここまできたら何人か死ぬぐらいにはミッチミチに存在してるからな。


「うおっ危ねぇ!!あいつら血槍飛ばしてくんのか!?」


ふぅ、たまたま気づいて身を捩れてよかった。あの弾道だと当たってたら心臓だったな。流石に吸血鬼でも心臓はまずいだろう。よく物語でもバンパイアハンターは心臓に杭を打つしな。そんなことより血腫が血術を使うとは……確かに迂闊だった。ガキでもできるレベルの血術を使えないわけないよな。


「核はまだ見えないのか?結構走った気がするんだが……」


「ここの巣は他の巣よりも結構でかいらしいぞ。じゃないとわしに仕事としてこないしの。」


結構でかいって……ここの巣は色々と初めてにしてはハードルが高い気がするが……うおっ足掴まれた。まずい。血槍で腕切ってっと。今ただでさえ足場が悪いんだ。邪魔すんのはよしてくれ。不安定な足場で血槍を避けたり足掴まれながら進むって……曲芸でもやってんのか?俺。


そうして曲芸をしながらただ前に進んでいく。途中から血槍の軌道が屈折してさらに難易度が高い曲芸をさせられているが中心に近づいている証拠とも言えるか?それに気のせいか血腫たちのガタイが少し大きくなっている気がする。相変わらず核のようなものは見えないが、生えている肉の木のようなものに目が実っていたり、時々窪みのようなところから熱気のある蒸気が出ているのがとても禍々しい。……うーん、どんどん化け物じみた環境になってきた。


あとさっきから後ろの方が騒がしい。何か轟音が聞こえるし……肉の波とか起きてないよな?もしそうだとしてこの具合だと核にたどりついても肉の波に揉まれて終わりだぞ。うーむ、どこかでこの量の血腫ども、しかもそれなりに強い奴らを相手にしないといけない。でも相手にするとは言ってもこいつらの頭上にいちゃ殴りにもいけないし……どっかにちょうどいい空き地がないものか……


そうだ。無いのであれば作ればいいじゃないか。こう広範囲を一気に消せる爆発みたいな攻撃があれば……あ。


「自爆攻撃ではあるけど……ま、痛くないしいっか。」


そう考え魔式の調整をいじる。それも大幅に。それによって超特大の爆発が起き俺を中心に血腫たちが激しい爆炎にさらされ炭化。あっという間に円形の空き地が作られた。爆心地にいた俺は血術で身をコーティングして耐える。それでも表面がカリッと焼けたがもう慣れたしもう治った。これから始まる戦いには何の支障もない。ちょうどいい大きさのクレーターができ血腫たちと程よい間合いを作り上げる。


「さぁて、テメェら全員邪魔だから今ここでぶっ飛ばしてやるよ!!」

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