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棘を抜く

作者: 薄雪草


生きていると

望んでもいないのに

棘が刺さってくるのですよ

知らないうちに

あの瞬間から

誰かの心無い言葉に

心無い振る舞いに


いつか誰かに

自分も

棘を刺していたかもしれませんね



棘を見つけたら

ひとつひとつ

抜きましょう


刺さり放しは良くありません


ひとつひとつ

ひとつひとつ


さもないと、傷がささくれて

新しい棘が生えてきて

いつか誰かを同じように

刺してしまうかもしれないから


ひとつひとつ 

ひとつひとつ


そうやっていればいつか

刺さっていた何かのことを忘れて

軽くなっていける

かもしれません










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