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目覚めのとき

作者: さるた


周りが騒がしく動く音がする。。。


ウトウトしながらノロノロと目を開けると、二人の幼児が気付き金髪緑の目と茶髪青の目が覗き込んだ。体には白の衣が巻き付いている。


「おはよう!まだ、起きないの?」

「おはよう!もう行っちゃうよ」


起きたくないのだ。まだ、ゴロゴロしていたい。


よく似た二人の幼いながらも美しい顔を見ながら、


「キレイ、イケメンだなぁ」


と、呟くと二人は驚いて目を丸くした。

そんなバカな!と、いうような目をしながら、笑いながら手を振ると二人して行ってしまった。心地よいまどろみの中、ガラス張りになった隙間から下の階に目を向けると白い衣を巻いた同じ出で立ちの人々が集まっていた。ゾロゾロと集まる姿を見ながら、ガラスの前に座り込んだ。


ガラスに写る姿は、さっきの二人と色違いの自分。

黒い髪金の目の自分の姿。。。


そう。。。わたしたちは三つ子だから。。。

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