【 祝い 】
【前回のあらすじ】
こんにちは。有馬波瑠海です。(*´-`)
趣味での投稿になりますので、のんびりと書きたい時に、書きたい物語を書いていくと思いますので、途中で、あれ?どうしてこんな展開になっちゃうったの?(#・∀・)ついていけないよー?(/_;)/~~ということも出てきてしまうと思いますが、素人が書いた絵日記の延長線だと思って暖かく見守っていただけたら、幸いです。(*´-`)
※イラストは、ある時とない時がございます。あらかじめご了承ください。→あれ?もはや絵日記ですらない?(((((((・・;)
姉妹作品【闇に沈む侍】(完結)
https://ncode.syosetu.com/n3500gt/
千年は、岩に一人座って考え事をしている・・・。
そう、この岩は、甲賀に連れて来られた日から、3日間座り続けた岩だった・・・。
脳裏から、あの男の不適な笑顔が焼き付いて離れない。
今すぐにでも、あいつを殺しに行きたい所だった・・・。
しかし・・・。自分は、あの巻物に自分の名を書いてしまった。火の誓いを泡沫と結んでしまった・・・。
泡沫を殺さずして、あいつを殺ろうとすれば、俺はあいつを前に命を失うことになる・・・。
あいつを殺したければ、泡沫を殺すしかなかった・・・。
だけど・・・。
千年は、ギュッと手を握る。
3年前、あいつについて行くと決めた時、自分は、復讐のために鬼にでも、悪魔にでもなってやると思ったのに・・・。
どうして・・・。
今さら・・・何を躊躇っているのか・・・。
・・・くそ・・・。
泡沫(あいつ)を殺さなければ、兄貴を殺すことなんて、できない・・・。
心の中で、黒い気持ちがぐるぐると回っている・・・。しかし、突然自分の背後で声がした・・・。
【弥生】
「千年、おめでとう!これで、晴れて甲賀七人集の仲間入りね!」
明るい口調の女の人の声・・・。振り向けば、そこには弥生さんの姿があった・・・。弥生さんは、俺な花束を渡してくれる・・・。
【千年】
「あ、ありがとうございます。」
【弥生】
「師弟揃って、これで七人集の一員ね!これからが、楽しみだわ!」
すると、うっとしい奴が俺の肩を組んで来る・・・。
【幻像】
「ほらよっ!これやるよ、千年。大切にしろよな。」
そう言って、幻像は、雅な忍び刀を渡して来た。
【千年】
「・・・・・・。」
【幻像】
「なんだよー。礼くらい言えよな・・・。」
美しい刀だった。研ぎ澄まさた刀身に、鞘には、上等な漆が使われていて・・・。
【千年】
「お前・・・。これ誰から盗んだんだい?お前が、こんなに値のはりそうな代物、持ってるわけないだろうが・・・。」
千年は、白い目で幻像を見る・・・。幻像は、白々しく顔をかいていたが、背後から二人の頭を押さえつける者が一人・・・。
【泡沫】
「幻像・・・。何かってに、俺の刀持ち出してんだよ・・・。」
すると、幻像は笑う。
【幻像】
「兄さん・・・。まぁ・・・良いじゃん?どうへ、千年にあげようとしてたんでしょう・・・?」
すると、幻像はこっちを向いて言う。
【幻像】
「千年、待ってろよ。すぐに追い付いてやるからよっ!」
幻像はそう言うと、俺に泡沫の刀とは別に短刀を渡した・・・。よく、二人でイタズラに使って短刀だった・・・、ら元々、幻像が忍具にと用意したものだったらしいが、いつの間にか泡沫や、一角の羽織を雑巾にしたりなど、イタズラに使うようになっていたものだった・・・。
沢山の人が集まって来た・・・。
【鵜飼】
「お、千年、おめでとう。さっき山で鴨捕って来たから、一角が捕ってきた猪と一緒に煮込んで、鍋を作ってやろう・・・。」
見れば、腕に鴨をぶら下げた、泡沫の師である鵜飼(うかい)と、首縄つけた猪をつけて、一角が、こちらに歩いて来ていた。
そして、そこへ、自家製の毒の入った瓶を持った蝮(まむし)
がやって来た・・・。
【蝮】
「これは、俺の特性の毒だ。任務に使うと良い・・・。」
蝮は、千年に毒の瓶を渡した。
すると、そこへ今度は酒の入った瓶を持った男がやって来る・・・。
【空蝉】
「やれやれ・・・。祝いの席には、酒は必須だからな・・・。」
泡沫は、呆れながら言う。
【泡沫】
「いやいや、こいつまだ、元服前なんで・・・。」
【空蝉】
「何言ってやがる?こいつら8才の時には、飲ませただろうが?」
【泡沫】
「あれは、気を扱うために必要な訓練だったからでしょうが・・・。普段は、飲ませたりなんかしませんよ・・・。」
【空蝉】
「本当に、うるぇー兄貴だな、千年・・・」
あぁ・・・。本当に、うるさい・・・。
だが・・・。
俺は、あの日誓った・・・。生きての復讐者になるということを・・・。誰の屍を踏み越えることになっても、兄貴を殺すと・・・。
千年は、時雨の腕を、強引に背の方へと引く・・・。時雨の腕の間接や筋からは、ミシミシと鈍い音が響く・・・。
あああああああああああああああああああああああ
【一平】
「葦荒さん!!!あれは!!」
【葦荒】
「あのガキ!あいつの左腕を引きちぎる気か!?」
【時雨】
「あああああああああああああああああああああ!」
時雨の呻き声が聞こえる。
【一平】
「や、やめろーーー!!!!!」
一平の叫びもむなしく、千年は全く時雨の腕を引く手を緩めない。
【千年】
「・・・左手にお別れを言いな。」
千年は、低く冷たい声で言い放った・・・。
【一平】
「やめろーーーーーーーーーーーーー!!!」
一平の叫びがその場にこだました・・・。
https://34716.mitemin.net/i538491/




