【酒飲み対決の勝敗・・・。】
【前回のあらすじ】
時雨、一平、氷雨の三人は、空蝉の命がけの酒飲み対決を受け入れたのだが・・・。
こんにちは。有馬波瑠海です。(*´-`)
趣味での投稿になりますので、のんびりと書きたい時に、書きたい物語を書いていくと思いますので、途中で、あれ?どうしてこんな展開になっちゃうったの?(#・∀・)ついていけないよー?(/_;)/~~ということも出てきてしまうと思いますが、素人が書いた絵日記の延長線だと思って暖かく見守っていただけたら、幸いです。(*´-`)
※イラストは、ある時とない時がございます。あらかじめご了承ください。→あれ?もはや絵日記ですらない?(((((((・・;)
今回は、そんな私が書く【時雨の里】その第三十五話目です!(。-人-。)
姉妹作品【闇に沈む侍】(完結)
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それから、どれくらい経っただろうか・・・。
勝負は、60回戦になっていた。
【一平】
「時雨・・・。」
一平は、時雨に声をかけた。
【時雨】
「何だい?一平・・・。」
【一平】
「お前、いつからヒゲが生えたんだ?しかも、二本だけって・・・。まるで、触角みたいじゃねぇーか。お前、本当は、ゴキブリが人間に変化してたんだなぁ・・・。でも、変だな・・・。ゴキブリの、触角は黒いけど、お前のヒゲは、お前の髪と同じ銀色だ・・・。おい!時雨!!」
一平は、突然大声で時雨を呼んだ。
【時雨】
「うん?どうした?」
【一平】
「後は・・・。頼んだ。」
一平は、そのままバタンと倒れてしまった。
【時雨】
「一平・・・。」
時雨は、静かに立ち上がり一平の肩を持つと、氷雨の隣に運び、横に寝かせた。
【空蝉】
「ふん・・・。ここからは、一騎討ち・・・だな。」
すると、時雨はふっと笑った。
【時雨】
「そうですね・・・。というよりも、そろそろ白状してもらいたいですね・・・。」
【空蝉】
「あ?何を?」
【時雨】
「あなたは、ワタシ達が来るのを知っていたんだろう?」
時雨は話ながら、お猪口に酒をつぎ、それを口に入れた。
【時雨】
「ワタシ達がここに来た時に、既に3つのお椀、お猪口、座布団が用意されていた。まるでワタシ達が来るのを知っていたかのように・・・。」
【空蝉】
「・・・ふん、たまたまだよ。そんなの・・・。」
空蝉は、暫しの沈黙の後そう答えた。
【時雨】
「それだけじゃない。オレと兄上が双子だってどうして、分かったんだ?オレと兄上は、けして似ている双子な訳じゃない。ただの友達や年の近兄弟だって思ったっておかしく、ないだろう?なのに、あなたは、最初からワタシ達が双子だって断定していた。あなたは、最初っから、ワタシ達がここを通ることを誰から聞いて知っていたんだ。それで、ワタシ達がここを通ることを知っていたのは、これかれ行く城の人達だけ。さしずめ、これから来る忍びの腕がどの程度か、調べさせるために、あなたに勝負をして、確かめてこいとでも城の人達はあなたに言ったんじゃないのか?城の場所なんかは、あんまり人に知らせたくないだろうし、ワタシ達が仕事を任せるにあたいするか、どうかをこれで、調べるって算段だ。どうだ?違うか?」
【空蝉】
(コイツ・・・、。本当に13才か?一体コイツ・・・何者なんだ・・・、?普通、こんな洞察力は、忍びになって戦いの場でしか習得できねぇ。しかし、このガキ、そんなに現場に出ているようには思えねぇ・・・。天性の才能ってやつか?だが・・・。)
時雨は、その洞窟にある最後の酒を飲みきる。
【時雨】
「ここにある全ての酒は飲みきった。これからどうする?」
【空蝉】
「まさか、飲みきるとは、思わなかったぜ。しょうがねぇな。勝負は引き分けだまぁ、いいだろう。ここから、出してやるよ。久しぶりき楽しませてもらっあ。だがな、時雨・・・。お前の考えたことはな・・・、。おい?」
時雨は、空蝉の言葉を最後まで聞きとげることはなく、そのまま倒れてしまった。
【空蝉】
「お、来たか・・・。」
扉が消えた洞窟の入り口から泡沫が、ホタルからもらっておいた二日酔いの薬を持って入って来た。
【泡沫】
「悪いな。厄介事頼んじまって。」
【空蝉】
「そこにある水と、湯呑みを使え。大分飲ませちまったからな。暫くは、動けまい。城に行くと言っていたが、大丈夫なのか?」
【泡沫】
「あぁ。問題ない。城には、明後日、行くと言ってあるからな。ま、コイツらには、今日中に城には行くと言ってあると、嘘を言ってお前の所に来させたわけだが・・・。どうだった?」
【空蝉】
「中々、やるやつらだったよ。お前の一番弟子と、弟にはほどではなかったがな・・・。」
空蝉は、勝負での3人の様子を話した。
【泡沫】
「そうか、思ったよりは、コイツらも頑張ったようだな。」
泡沫は、三人に薬を飲ませ、ながら言う。
【空蝉】
「ふん。お前が、ここに始めて来た時のことを思い出した。お前の師である、鵜飼孫七がお前に気術を使えるようにしてくれと来たときは驚いたものだ。まだ元服もしてないガキに酒なんて飲ませるのか?ってな。あん時のお前は、今みたいに感情を表に出さない、つまらないやちじゃなくてな、表情がコロコロと変わるそりゃあ、可愛いやつだった。」
泡沫は、三人を布団に寝かせながら、空蝉の話を聞く。
【泡沫】
(忍に様々な日の本の情報提供をする情報屋空蝉。師匠の古くからの友人で、元は甲賀の上忍。火の気然忍術を得意として、師匠と二人で恐るべき実力者とうたわれていた人が、ある時、突如として、甲賀の抜け忍となった。その理由は、師匠からも聞かされていないが、謎の多い人物だ・・・。
だが、お袋が死んで弟と共に、師匠の元に引き取られてから、師匠がよくここへ来ては、こいつと朝までよく飲んでいたのを見ていた。が、やはり俺はどうもこいつを信用しきれない。
理由はいくつかあるが、こいつは俺に、空蝉は本名だと言っているのにも関わらず、甲賀の名簿の中に空蝉なんて人物は登録されていなかった。何か裏があるに違いない・・・。)
そんなことをふと、思っているにも関わらず、空蝉は話を続ける。
【空蝉】
「おい、聞いてるのか、泡沫?」
【泡沫】
「あぁ。聞いてるよ。」
【空蝉】
「お前は、今も昔も年下や自分よりも弱い者の面倒は、よく見ていたな。お前の師がよくお前のことを言っていた。根は優しい男だとな。そう言えば、あん時もお前は、先に酔いつぶれた女子に布団をかけてやってたな。ほら、始めて来た日、お前の師が連れてきたのは、お前だけじゃなかっただろう?お前と同じくらいの女子も来た。最後の最後まで酔わなかったお前とは違ってすぐによって寝てしまったがな。あの子は、今も元気にしているのか?」
【泡沫】
「・・・死んだ。・・・。俺が・・・殺した。・・・。」
泡沫と、空蝉の間に、静寂が訪れた。
読んでくださり、ありがとうございます。いつも読んでくださっている全ての皆様に心から感謝いたします。(o´・ω・`o)
次回は、来週の土曜午前9時です。お見逃しなく~( ´・ω・)シ




