【ー 時雨の隠された力 ー】
【前回のあらすじ】
泡沫はどういう顔をするだろうか・・・。母親同様、大切な弟子が俺たちの目の前で、殺されたと知ったら・・・。そういうと師走は、不適に笑い一平、氷雨、ホタルの三人に刀を振り下ろしたのだった・・・。
こんにちは。有馬波瑠海です。(*´-`)
趣味での投稿になりますので、のんびりと書きたい時に、書きたい物語を書いていくと思いますので、途中で、あれ?どうしてこんな展開になっちゃうったの?(#・∀・)ついていけないよー?(/_;)/~~ということも出てきてしまうと思いますが、素人が書いた絵日記の延長線だと思って暖かく見守っていただけたら、幸いです。(*´-`)
※イラストは、ある時とない時がございます。あらかじめご了承ください。→あれ?もはや絵日記ですらない?(((((((・・;)
今回は、そんな私が書く【時雨の里】その第三十九話目です!(。-人-。)
姉妹作品【闇に沈む侍】(完結)
https://ncode.syosetu.com/n3500gt/
新連載【あやかしの国に渡る少女】連載中
https://ncode.syosetu.com/n6477gu/
Twitter始めました!(*´・∀・)ノ
@xGUlpsT6bU6zwi1
投稿のご連絡、小説内で扱かったイラストなどをツイートしています!( ・`ω・´)
師走の刀は、三人に目掛けて振り下ろされた・・・。しかし、振り下ろされたはず刃は、三人へと届くことはなかった・・・。
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
折れた金属の刃が、瓦を跳ねる・・・。
ほんの一瞬の出来事が、永遠のように長く感じられた。それは、確かに人間だった。しかしその青く光る目はまるで、鬼ように鋭く光り、銀色の髪は、まるで獣の毛のように逆立つ。
【時雨】
「俺の・・・身内から、離れろ・・・。この薄汚い・・・ゲス野郎が・・・。」
その少年は、紛れもなく誰もが知る、心優しくいつも笑顔を絶やさないあの時雨の姿をしていた。
殺されそうになった恐怖よりも、時雨が助けに来てくれた嬉しさよりも、今目の前にいる時雨の異変に、三人は心を奪われた・・・。
【ホタル】
「しぐれ・・・さま・・・?」
氷雨は、驚きのあまり声も出ない・・・。
【一平】
「お、おい・・・。時雨・・・?」
しかし、時雨はそんな三人の様子に全く気づかない様子で、師走にまるで獅子のごとく襲いかかる。何が起きたのか、一瞬のうちに師走は、数十メートル先まで、吹き飛んでいた。時雨の手には一本の青い木刀を握るのみ・・・。
【一平】
「お、おい・・・あいつ、まさかあの一本の木刀であいつをあそこまで吹き飛ばしたのか?」
氷雨は、何も答えない。ホタルは言い知れぬ恐怖に襲われ、ガタガタと体を震わせた。
師走は、数十メートル吹き飛ばされたのち、ムクッと立ち上がると、不適に笑った。
【師走】
「やれやれ・・・。化け物が姿を現したか・・・。」
そう言うと、師走は海と紫雲を近くに呼び寄せる。
【師走】
「あいつを生け捕りにして、連れて帰るぞ・・・。」
師走の命令で、紫雲と海は一斉に時雨へと刀を向けて走り出す・・・。しかし、時雨は木刀一本で、紫雲が放ったクナイを弾き返し、海の体全身を使った渾身の回し蹴りを防いだ。そして、時雨は二人の腕をつ掴むと思いきり握る。二人は、顔わや歪ませて、悲鳴を上げる。
あああああああああああああああああああ!!
【ホタル】
「し、時雨様!」
【一平】
「あいつ、おの二人の腕をへし折る気だぜ!氷雨!時雨を止めろ!あいつ、何かがおかしい!おい!」
しかし、氷雨は時雨をただ、見つめるばかりで何も動かない。
昔・・・。時雨を見た山賊が、時雨を見て化け物だと言ったことがあった。俺はあの時、確かに見た目は普通の人とは違うと思っていたが、それはあいつの個性で、普通の奴と何ら変わらないとそう思っていた。ましてや、化け物だなんて思ったことなんて一度もなかった・・・。でも、今のあいつはあるで・・・。
・・・化け物のようだ・・・
でも、あいつは・・・俺の・・・
誰かの声が聞こえる・・・
その声は、どんどん大きくなっていく。
・・・っい・・・おい・・・おい!!!!!!
一平が、氷雨の胸ぐらを掴む。
【一平】
「おい!しっかりしろ!てめぇーはあいつの兄貴だろうが!」
その声で、氷雨は我に返った。時雨はまるで獲物を狩る獣のような目をし、うなり声を上ながら、二人の忍びの腕を壊そうとしていた。
【ホタル】
「時雨様!しっかりして!」
どういうことなのか?ホタルは、理解が追い付かない。あの優しい時雨がまるで別人・・・。いや、まるで別の生き物のような・・・。一体何があったのか?でも、一つ分かることは時雨は自分達が殺されそうになっているところを見て、こんな人が変わったようになってしまった。ならば、自分達がなんとしても、時雨を元に戻さなくてはならない・・・。
【ホタル】
「氷雨様!」
ホタルは、氷雨を呼んだ。すると、氷雨は時雨に体当たりをする。すると時雨の手は、二人の忍びから離れた。しかし時雨は、すぐに立ち上がり、師走の元へと引いた海、紫雲、そして師走に襲いかかろうとする。しかし、それを時雨の家族達は許さなかった・・・。
右腕を掴む、一平・・・。左腕を握るホタル・・・。そして、後ろから取り押さえる氷雨・・・。
【氷雨】
「時雨!いい加減目を覚ましやがれ!」
【ホタル】
「時雨様・・・。私たちはもう、大丈夫だから!だからもう・・・。」
【一平】
「お前!ふざけんなよ!お前がこんなんじゃ!誰が、オイラと氷雨の喧嘩止めるんだよ?立場が違うだろうが!」
華奢な体からは、想像もつかないような力で3人を時雨は、引き剥がそうとし、暴れる・・・。しかし、3人は決っして離すことはなかった。すると、時雨は徐々に抵抗するのをやめた。
【時雨】
「テメェー等・・・。俺から離れろ・・・。」
今の言葉は時雨から発せられたのだろうか?三人は、一瞬自分達の耳を疑ってしまうような低く、そして、恐ろしい声色で時雨は言った。
離れていいものか三人は一瞬迷ったが、ゆっくりと離れるすると、時雨は、木刀を両手で持ち、柄の先端を思いきり自分の額にぶつけた。額からは、血が流れる・・・。
【時雨】
「皆・・・。すまなかった・・・。大丈夫かい?」
時雨は、いつもの優しげな光を称えた目でこちらを見てくる。
【ホタル】
「時雨様・・・。元に戻ったのね・・・。」
【氷雨】
「一体、何があったんだよ・・・。」
すると、一匹の蜂が飛んで来るのをホタルは見た。しかし、なぜだろう?その蜂はどこか様子がおかしいように感じた。その蜂は、時雨の首にまで飛んでいき、止まる。すると、時雨はそのまま倒れてしまった。
【ホタル】
「時雨様!!!」
すると、こちらに何かが投げつけられる。辺りは一瞬にして真っ白になり見えなくなる。師走達が、こちらに煙玉を投げたのだった。煙が晴れるとそこにいた時雨の姿も、時雨を襲った三人の忍びの姿も消えていた。
読んでくださり、ありがとうございました!(*´・∀・)ノ
40話目をかわきりにに、時雨の力の謎がようやく明かされます・・・。
これからも、お付き合いくださいませ!( ・`ω・´)
次回の投稿は、明日の午前9時です!
お見逃しなく!( ・`ω・´)
姉妹作品【闇に沈む侍】(完結)
https://ncode.syosetu.com/n3500gt/
新連載【あやかしの国に渡る少女】連載中
https://ncode.syosetu.com/n6477gu/




