【殺すか、生かすか】
こんにちは。有馬波瑠海です。(*´-`)
【前回までのあらすじ】
摂津国と甲賀国の大規模な戦もようやく甲賀の勝利で終結しようとしていた。泡沫は、千年と共に最後の砦である敵の本拠地へと辿りつくが、そこで二人で見たものは、戦士ではなく、その子や妻達だった。殺すか、見逃すか、迷う二人だったのだが、、、。
趣味での投稿になりますので、のんびりと書きたい時に、書きたい物語を書いていくと思いますので、途中で、あれ?どうしてこんな展開になっちゃうったの?(#・∀・)ついていけないよー?(/_;)/~~ということも出てきてしまうと思いますが、素人が書いた絵日記の延長線だと思って暖かく見守っていただけたら、幸いです。(*´-`)
※イラストは、ある時とない時がございます。あらかじめご了承ください。→あれ?もはや絵日記ですらない?(((((((・・;)
今回は、そんな私が書く【時雨の里】その第十三話目です!
有馬波瑠海の作品一覧。
◯短編小説◯
【おいらはスズメ。えっ名前?そんなのないない。】
https://ncode.syosetu.com/n1223gs/
【家の中の猟犬】
https://ncode.syosetu.com/n1830gs/
◯長編連載◯(連載中)
【七世の森の少年】
https://ncode.syosetu.com/n1320gs/
二人の会話を聞いて、周りにいた部下達は、ぞっとする。まだ、十代の少年達が、敵とはいて、女、子供を殺す話をしている。13才の少年に限っては、やっと声変わりを終えばかり。しかし、その顔はまだまだ幼く、オナゴに間違えられてもおかしくない丸く大きいな瞳や、明るい栗毛にサラッとした髪を品の良い感じで、丸く緩やかな円を描くように切られている。左頬に一文字傷があること以外は、その姿はまさしく、容姿端麗。
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その少年の隣にいる師もどんなに、人を殺してきた殺人鬼だったとしても、まだまだ呆気なさが残る18才の少年。しかし、どんなに若くても、二人は、名高い甲賀の忍達を束ねる七人集の一人。
二人の間で交わされる会話の内容は、今、戦場にある他の七人集のと変わらない。いつどこで、誰を殺るのか。それだけだった、、、。暫くすると、泡沫達の前に、思わぬ人がやって来た。そこ男は、何人もの部下を引き下げ、白い馬に乗り、戦の勝利を確信しているのか、不適な笑みを浮かべていた。
【泡沫】
「直接、見物に来たのか、、、。」
【千年】
「やれやれ、女子供が殺されるを、見物に来るなんて、本当に、いい趣味してますね。あの人。」
甲賀新左衛門は、泡沫の前に来ると、馬を止めた。
【甲賀新左衛門(こうがしんざえもん)】
「泡沫よ。敵国の人間に、情けはいらない。全員、始末しろ。」
分かってはいたことだった。
【泡沫】
「し、しかし、、、。」
【甲賀新左衛門】
「お前、ワシに逆らうのか?良いか、泡沫よ。戦とは、国と国との戦いなのだ。両国の人間がその命を持って国のため戦うのだ。時には、己の部下を、友を、仲間を、失うこともあるだろう。戦とは多くの大切な物を失うものだ。しかし、それでも多くのものを失ったとしても、その戦に勝利しなればなんのためにその大切な物を失ったのだ?死んでいった者達の命の代価は、戦に勝つことで報われる。だが、負ければ、死んでいった仲間の命の価値は無かったことになってしまう。戦を勝利に導け。泡沫よ。どんな手を使ってでも、、、。明日の明朝に処刑せよ。できなければ、、、、。分かっているな?」
【泡沫】
「、、、御意、、、。」
次の日の明け方近く、泡沫は鞘から刀を抜き、刀に映る時分の目を見る。そこに映る目は、どこまでも冷たく、残酷で、しかし何かに絶望している目だった。
【千年】
「、、、殺れなければ、切腹。上の命令は絶対。でも、なんの罪もない女子供を殺すことは、できない。」
千才が、やって来る。いつもの嫌み交じりの言葉に、付き合う気にもなれなかった。
【千年】
「、、、俺が、殺りましょうか?」
泡沫は、ゆっくりと目を閉じる。
【泡沫】
「、、、。いや、俺が殺る。二度も同じことを言わせるな。お前は、墓穴でも掘っておけ。」
【千年】
「ん?アンタの?」
【泡沫】
「ちげーよ。」
投げやりに答え、その場を去ろうとした。一人になりたかった。しかし、千才がそれを引き止める。
【千年】
「大丈夫ですよ。泡沫さん。もし、殺れなかったら、あんたの切腹の時の介錯は、俺がつとめます。」
千年は、真剣な声音で言う。
【泡沫】
「介錯、、、。そう言えば、お前、名門の武家の生まれだったな。したことあるのか?」
【千年】
「流石にありませんよ。俺が、アンタに連れられて、甲賀に来たのは七才の時ですよ?流石に、物心ついて、数年のガキに介錯なんて、周りがさせませんよ。だから、俺に介錯されたら、結構、痛いかもしれないですぜ?」
【泡沫】
「なら、、、。お前に介錯されるわけにはいかないな。」
泡沫は、立ち上がり。鞘に忍刀を納め、小屋に向かって歩き出す。千才は、その後ろ姿を見送った後で、部下達に言う。
【千年】
「お前ら!墓穴、掘るぞ!」
千年の指示で、周りの部下が穴を掘るべく動き出す。小屋の図を開けば、何十人といる敵国の戦士の褄と子供。
【泡沫】
「言い残すことは、あるか?」
すると、一人の女が言う。
この、|戦火の狼ーーーー!!!!!
読んでくださり、ありがとうございました!(。-人-。)
是非、次回もご覧くださいませ。
有馬波瑠海の作品一覧。
◯短編小説◯
【おいらはスズメ。えっ名前?そんなのないない。】
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【家の中の猟犬】
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◯長編連載◯(連載中)
【七世の森の少年】
https://ncode.syosetu.com/n1320gs/




