【東の里の5人の子供達】
メリークリスマス。今日は、クリスマスですねぇ。
こんな素敵な日に初投稿できるなんて、嬉しいです。実は、今日が小説の初投稿になるのですが、実はかなり自分の方では話を書き進めていまして、そろそろ投稿しようかなぁーと思ったのが、今年の10月頃。気がついたら2ヶ月経っていました...(笑)
ただの趣味での投稿になりますので、これからのんびりと投稿していって、自分の書きたい物語を書いて行くことになると思いますが、あれれ?どーしてこんな展開になっちゃったのー?とか、急展開過ぎてついていけないよ!と出てきてしまうかも知れませんが、素人の絵日記の延長線だと思って見ていただけたらと思います。((*´・∀・)ノ
そして、不得手ではありますが、イラストもつけさせていただきました!もし、私のイメージの登場人物達をちょっと見てみたいなぁ~と思っていただけたら、よろしければ、こちらも合わせてご覧になっていただければ嬉しいです。(。-人-。)
【はじまり】
これは、ずっと昔。まだ日本に侍や忍びがいた頃、妖怪や、神の存在がまだ信じられていた頃の話。人々は餓えに苦しみ、各地で飢饉や戦乱が巻き起こり、世は混沌としていた。その中で唯一平和を保っている里があった。その里は、名を東の里と呼んだ。東の里は太古の昔より一頭の雨の竜によって守られていた。里は、その竜が降らせる雨によって、里の作物は良く育ち、又、里は、妖怪に襲われることも、疫病や災いに苦しむこともなかった。そんな東の里は複雑な入り江と広大な森との狭間に位置していたため、里以外の者からその場所を悟られることもない、幻の雨の里として世に知れ渡っていた。しかし、今、竜の力は時代と共に衰え、その平和も今、脅かされつつある。
5人の少年少女が麦畑でおにごっこをして遊んでいる。この時、年齢は全員7才。その中で一人、一際目を引く少年がいた。少年は名を東時雨と言った。東本村の男子は、襟足を伸ばし結ぶのが昔からの文化。時雨も例外ではなく、銀色に輝く長い髪を伸ばし襟足のつけねを元結を使って縛っている。アーモンド型の瞳の色は青く透き通り光の加減で藍色にも水縹色にも変わる。肌の色は色白で少し病弱そうな雰囲気をまとっていが、髪の色と、目の色を除けば、顔立ちの整った、育ちの良さそうな少年という感じだ。
その時雨を追いかける少年は、時雨の双子の兄の東氷雨《あずまひさめ》。髪は時雨とはうって変わり、真っ黒で、襟足のつけねから巻いた元結いは、腰まである髪の毛先数センチを残して巻かれている。きついつり目をしているが、怖い印象はなく、わんぱくなガキ大将のような雰囲気をまとっている。いずれは、東本村、別名、本流の村の長になることが約束されていた。
そんな二人を少し遠くで見ているのが、氷雨の許嫁である雪峰ホタルだった。カラスの濡羽色の美しい黒髪のオカッパ頭で、丸い目をした可愛らしい少女といったところ。時雨と氷雨とは幼なじみである。
ホタルの隣にいる少女の名は早乙女ネネ。肩まである髪をお下げに縛り、毛先数センチを残して元結いで結んでいる。年相応な見た目のホタルとは対象的に姉御肌な雰囲気を出すネネは、時雨、氷雨、そしてホタルの三人とは違い東分村の出身。東の里は2つに分かれている。元々は、1つの村だったのだが、人が増えたことで、一つ山を隔てた所にもう一つ東の村を作ったのだ。元からあった方を東本村、別名本流の村とし、後から作られた方を東分村、別名清流の村と改め、それぞれの村に長がおり、二つの村を総称して東の里と呼んだ。ネネは、いずれ東分村、清流の村の長となる五十嵐一平《いがらし一平》の許嫁だった。
そんな一平は、時雨と氷雨の従兄弟で、見た目は、焦げ茶のくせ毛を頭頂部よりも少ししたで結んでおり。目の色は明るい茶色、本村では、長く襟足の髪を元結いで結ぶのが一般的なのに対して、分村で、頭の高い位置で結うのが主流である。肌は焼けており、全身的に茶色っぽく、細身の筋肉質でしまった体をしており、いたずら好きの猿のような雰囲気。
一平は、4人と離れて土に生える麦を何やらおもむろに結んでいる。
【一平】
「おーい!時雨、氷雨、面白いものがあんぜー!こっち来いよー!」
【氷雨】
「えっ!?何だ?何だ?」
何も考えず一平の元へと走る氷雨とは、対象的に、時雨は、何かを察し、一平の顔を見る。すると、一平は、ニヤニヤと嬉しそうな顔をしていた。
【時雨】
「兄上、ちょっと、待った方か、、、。」
【氷雨】
「うわー!!!」
氷雨は、麦同士で結ばれた罠に爪先が引っ掛かりその場に派手に転んでしまった。
【氷雨】
「く、くそ、、、。他の麦に隠れて、仕掛けが見えなかった。」
【一平】
「きゃっきゃっきゃっ!時雨、よく分かったな。へへーん、氷雨君、精進が足りんな。」
【氷雨】
「一平、この猿が!このオレをどうやら本気で怒らせたようだな?」
【一平】
「お前が怒った所で、何にも怖くないさ。だって、オイラの方が全然強いんだしよ。」
時雨は、やれやれと言った感じで中に割って入る。
【時雨】
「まぁ、まぁ。二人とも喧嘩はよそうよ。」
【ネネ】
「時雨様もあの二人に囲まれて大変よね。」
【ホタル】
「本当にね、、、。ふふっ。」
氷雨と一平の口論は激しさをまし、ついに二人は殴り合いを始めようとする。二人は拳を握りしめ一斉に振り上げる。しかし、時雨は二人のその手をすんなり掴み、そのまま地面に押し付けた。押し付けられた表紙に氷雨と一平は、地面に突っ伏してしまう。
【時雨】
「やれやれ。とりあえす、落ち着こうよ。」
しかし、、、。
【氷雨】
「ふふふ。時雨、お前、どっちの見方なんだ?オレかそれとも一平か?」
【時雨】
「いやいや。兄上!ワタシがどっちの見方どうかという問題ではなくて、、、」
【一平】
「氷雨、一時休戦だ!敵はこっちにありだ!」
氷雨と一平は時雨に襲いかかる。
【時雨】
「うわー!!!」
時雨は、しりもちをつく。
【時雨】
「いたたた。あっ!見て!兄上!一平!カエルがいる!雨蛙かな?」
時雨は、転んだ拍子にカエルを見つけた。えっ!?どこどこ?と、二人は時雨が指差す方を見る。
【時雨】
「可愛いね!」
【一平】
「うわー!すげー!!!ゲロゲロ鳴いてるぜ!おもしれー!頬っぺたまで、膨らませて、まるでゲロゲロ鳴きながら、別の何かがカエルの口からゲロゲロ出て来そうな感じだ!」
【氷雨】
「おー!確かに!」
氷雨は、目を輝かせる。
【ネネ】
「アンタ達!いい加減にしなさい!」
【ホタル】
「まぁ、まぁ。ネネちゃん。それにしても、可愛いねぇ。」
【ネネ】
「そんな。呑気な。でも、確かに。ふふっ。」
暫く五人は、カエルを見つめていた。
その後、夕方まで遊んだ5人は、東本村にある本家に帰る。本家には、時雨と氷雨の母親の卯月と父親の五月雨、そして30数名の使用人が入れ替わり立ち代わりで住んでいた。
【卯月】
「あなた達三人。今日は道場に行ってたわけじゃないのに、一体どうしたらこんなに汚れるの?」
東の里では、忍びが使う忍術でも侍が使う剣術でもない東剣術という武術を村人は子供のうちから習うことを義務付けている。里には、その東剣術を極めた人物が道場を持ち、村人は時間を見つけては、道場に通っては、その人物に教えを請うた。広大な森の中にある東の里は、いつでも熊や、大浪に襲われる危険生があるため、いついかなる時でも、身を守る術を習っておく必要があるのだ。この東剣術は、東の里、伝統の武術と言っていいだろう。
卯月がごしごしと三人をお風呂に入れる。その後、暫くきゃっきゃっきゃっと、お風呂場からは賑やかな声が暫く聞こえていた。
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どれくらいの頻度でか、まだ分からないのですが、ちょっとずつ投稿させていただきますので、これからよろしくお願い致します。




