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私が奇妙な現象に襲われたのは高校一年生の春。

 

朝起きたときから何度も感じる既視感。


教室に行くまでにすれ違う人々を見て何度も頭に浮かぶ謎のワード…


「攻略対象」「ライバルキャラ」


……なにそれ!?


「古谷!古谷大丈夫か?」


授業は一限目、数学の教師がチョークを持ったまま机に近づいてくる。


「調子がわるいんじゃないのか?」


少し微笑んで、大丈夫です。っと言おうと思ったのに目の前が白くなり体が傾く。


「古谷!?」


意識が遠のく直前にゴンっと音が聞こえ、これは隣の席の子の机に頭打ったな…


申し訳ない…っとなんとなく冷静な自分がいた。


古谷美代、高校一年生。


どうやら乙女ゲームのヒロインのようです。



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