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見えてきた小さな灯り…。
あのフワフワな感じにいつしか惹かれていき寂しかった自分を温かく包んでくれていた。そして、いつからか其れがないと不安で寂しく感じるようになっていた。あの時の独りぼっちの孤独感や絶望感をも忘れさせてくれていた。しかし、其れは私の息を止めたいのか?私を包み込み始めていた。苦しかった。そのまま楽になれたらとも思う自分もいた。正直に言ってしまえば何が何だか判らないままに変わり果てていく自分がいた。それに気付くのに何年かかったのだろう?遠い先に小さな灯りが見えてきた。そんな夢を見て私を包んでいた真綿に手をかけて天井を見上げた。小さなホタル電球が私を灯していた。