4 吐血
4 吐血
9月1日(金)点滴7本、吐血、輸血、酸素吸入、血圧低下、胃の検査バリュ―ム呑む。
9月1日14時頃入浴を終え宮岡看護婦に風呂から帰って来た事を報告、ベッドで暫く休息をしていたが用便の為トイレに行く、排便後、胃の痛みと共に、かなりの量の吐血をした。
私はおぼろげな状態でナースコールを押すと看護婦さんが直ぐに駆けつけ私の様子を見て「動いたら駄目」と言いながら他の看護婦さんに車椅子の要請を求め、適切な処置を施した後、私を車椅子に乗せ「痛みますか」と尋ねると共に「幾ら程の吐血かな…?便器の中だから分からないね」…今から色々な医療処置が施されますが頑張って下さいと励まされた。
私は「吐血の瞬間は胃が飛び出る思いと、痛みも感じたが今はあまり痛まない」と応えたものの吐血の経験は初めてなので心身共に不安を抱いた。
其の後、輸血(400CC,)と酸素吸入、鼻から胃の中へチューブが通され患部から出る血液とか胃液の回収が行われ、其の日は牛乳壜2本分位黒色の液が回収されたとか、私は眠って居たのかな?その様な医療行為が行われたとは…痛みや苦しみ等も覚えていません?是以後、食事は中止となった。
9月2日(土)点滴6本、輸血1、体温36,6度、 血圧、120、75、黒色排便。
妻が連絡したのか13時過ぎ、息子家族五名が岡山から見舞い来る、息子が私の姿を見た途端「親父大丈夫か!?僕が色々心配を掛けたので…こんな姿になって…御免ね…」と涙声で謝っており、又嫁も「お父さん苦しいでしょう!どこか痛みますか?お母さんから電話を受けた時は驚きました。
日頃元気なお父さんが入院するなんて…今は医学も進歩しているので安心して頑張って早く良くなって下さい、N君も頑張ったので…