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ある日地球にーー  作者: SHOW
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第3章『全てが無になる5秒前』

みなさんこんにちは。


これ、文字数制限有るんですね。


けど、前書きで20000字も書く人居るんですかね?


自分?


その辺は簡潔にします。


だって、そんなの興味ないでしょ?

友達が熱中症で倒れた事があった。


そのとき、栄養不足と水分不足が原因だと分かった。


死にかけたという友達を心配してお弁当を作ってあげたのだが、教室に持っていってあげても中々食べようとしない。


やむなく、無理矢理食べさせることにして、箸に卵焼きをつまんで差し出す。


友達はキョロキョロと周りを見回し、諦めたように口にしたのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第3章『全てが無になる5秒前』


階段の先へと足を進めるショウ達。


三階に登ると、そこには今度は花畑が広がっていた。


甘い香りが混ざり合って充満した花畑だ。


様々な種類の花が咲き乱れており、花が太陽を求めるヒマワリのようにこちらをジッと見つめているような気がした。


太陽の光など無いにも関わらず咲いていることから、出所不明の怪しい光には太陽と同じような効果が有るのではないかと思わせる。


花を遠目からまじまじと観察してみるが、花そのものは全てが見たことの無い色や形をしていた。


風も無いのにゆらゆらとそれらは無気味に揺れており、その謎の揺れが疑心暗鬼を誘発する。


そんな花の中に飛び込んでいく牧瀬の姿が有った。


「ねぇ、見て!こんなの見たこと無いよ!」


花に近付き、触れたその手は何事もなかったかのようにこちらを手招きする動きへと変わる。


「警戒しすぎだったか。」


安堵の息を吐き出すと、上野も花に近付いていった。


「無駄にビビらせおって!」


上野がぐしゃりと花を踏んだ。


その時だった。


上野の足元が盛り上がり、体が上に浮かぶ。


真下には半分に割れた巨大な蕾が有った。


その蕾には牙のような物が生えており、それを逃げることの出来ない上野へと突き立てる。


血飛沫が撒き散らされ、地面が赤茶色となったとき、その血を求めて他の地面からも同じように蕾が出てきた。


「牧瀬!こっちに走れ!」


ショウは身を乗り出し、駆け寄る牧瀬を受け止めた。


「上野先生は……。」


目の前で捕食された近しい存在に込み上げてくる胃液。


喉がそれに焼かれ、ヒリヒリと痛みを訴える。


「ここから先に進むのは危険だ。」


真田がそう言うが、ショウは後ろを振り返り、前を見る。


「あの巨大なカマキリが共食いをしている間に、この先に進めなかったら、次は俺達の番じゃないですか?」


巨大なカマキリに餌として食べられるか、この先のまだ見ぬ安全地帯を目指して進むか……。


「GO!」


ジョンが進むべきだと意思表示するが、真田は首を振る。


「ただ闇雲に突っ込むだけじゃ、上野先生と同じ道を辿ることになるぞ。」


「じゃあ、どうしろって言うの?」


神城がそう訪ねると真田は眼鏡を押し上げる。


「それを今から考えるのさ。」


◇◇◇


「まず、状況を整理しよう。


花畑が1面広がっており、その花の下には人食い花が居る訳だ。」


真田の言葉に頷く面々。


「空間は四角く構成されており、恐らくは先程までの空間と同じならばこの先真っ直ぐ進んだ位置に階段のようなものが有るのだと思われる。


下の階層からは巨大カマキリがいつやって来るか分からない現状、先に進んだ方が良いだろう。


意見は有るか?」


そこまで発言して、意見を求めるように視線を巡らせる真田。


「先程のカマキリなら階段への干渉も時間のもんだいだけれど、あの人食い花はその場からは動けないみたいね。」


神城は先程の状況から、人食い花の動きに関して発言した。


動けないから、頭上に現れた獲物に対して地中から攻撃を仕掛ける訳だ。


つまり、動けるのは上下のみとなる。


ショウは空間に顔を出し、部屋の様子を再度確認する。


壁は岩のような材質で、継ぎ目もない。


壁は10m程先で90度曲がっており、そこから真っ直ぐ果てまで続いているようだ。


「このまま真っ直ぐ歩くなら、最悪の場合3方向の相手をしなくてはいけなくなる。


先程、上野先生の血を求めるように周りの人食い花も顔を出した。


俺は、壁に沿って歩くのを提案します。」


ショウの言葉に梅木が賛同するように頷く。


「それ、良いかも!」


「けど、策敵はどうするの?」


直ぐ様竹下がそれに確実性をあげる方法を訪ねる。


だが、その答えを示したのは梅木だった。


「それは、これよ!」


自分の背負った矢を自信満々に弓に当てて花を狙う梅木。


「けど、矢は足りるのか?」


梅木は矢を数え始める。


「一応、10本は有るわよ。


けど、射ち終わってからどうするかっていうのは確かに重要かも。」


すると、竹下がなぎなたを手一杯に伸ばして見せる。


「姫がやるなら私もやるよ。


ほら、私もリーチ有るでしょ?」


策敵は梅木と竹下。


「なら、その出てきた進行上の敵を倒す奴が必要だな。


現状、それに対して有効な武器を持っているのは……。」


ショウの鎌へと目が向かう一同。


つまり、この鎌を使って進行上の敵を倒すということだろう。


「ショウが先頭で、真ん中に梅木さんと竹下さん。


後ろには神城さんと谷田さんと僕と牧瀬さんとジョンかな。」


こうして、取るべき方法が決まり、それを決行へと移すのだった。


◇◇◇


お疲れさまでした。


まだ肉付け最中かもしれません。


◇◇◇はどの辺まで書いているのかを分かるようにするための自分のためのものです。


よって、◇◇◇が有る場合は確実に肉付けしてます。

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