どっちつかず
人は生きていくには生きていくのに必要なことを必要なだけしなくちゃならない。
余計なことをすると良からぬことが起きてしまう。
不足していても同じこと。
誰かのために生きること。
自分のためだけに生きること。
どっちかが必要なのではなく、
どっちも必要。
それは結局、如何なる世にいても同じことではなかろうか。
だけど、人間の知恵にも知識にも限りがある。
本当のことなど知り得ようか。
どっちに極端に偏っても死んでしまうのだから、
自分の居心地のよい位置にいることが、
一番良いことであって、
神様もそれを私たちに
求めているんじゃないだろうか。
それを知ろうとすることが生きることなんじゃないだろうか。
だから極にある死なんて、
あんまり悲観的になったり、恐れることではない。