私にとっては、夏休みに市民プールへ行く様なものだ
今日も黒いです!(^^;)
何年かに一度……不定期に訪れる恋は……
不意打ちだったり、じんわりと芽を出したりと……その発現は様々だけど……
それを『目の当たりに』自覚した時の私のマインドは呆れるほどのルーティンワーク!
それを例えて言うなら……
夏休みに……出席カードへハンコを捺してもらう為に行く学校のプールでは無く、午後の灼熱の日差しに突き動かされて自転車に乗り、市民プールを目指す様なものだ。
ただ、熱気を晴らす為だけのものだから……いくばくかのお金を支払い、まるで色気の無いスクール水着に白のスイムキャップといういでたちで更衣室を出て“洗礼”を受けに行く。
その“洗礼”とは……まず“消毒槽”へ足を踏み入れ、次は冷たいシャワーに打たれて身震いする。
どうせ私は……いつも“拗らせ片想い”なのだから……自分の穢さと立場を……こうして思いっ切り! 我が身に味わわせる。
その冷たい痛みに濡れた顔を拭って表を見ると、そこは日差しが照り付ける眩しいプールサイド。
日に焼かれたコンクリートをプールサイドへ向かって歩いて行くと濡れた足裏はすぐに蒸発し、裏腹にジュワ! ジュワ! と焼かれる。
これが“バカな嫉妬”と言うヤツだ!
焼かれる熱さに爪先立ちながら、ようやくとプールサイドに辿り着き、『ままよ! 』とばかりにプールへ身を投げる。
ドボン! と言う衝撃と共に、私は底を目指して深く潜り込む。
無理に開けた目で見るその世界は不確かに歪み、私は周りで暴れている人々の喧噪を水圧の音で聴く。
私にとって……息の続く限りの、ほんの限られた時間での事。
私はその世界で自分には関わって来ない“音達”をただ聴きながらの恋愛ごっご……
そして息が続かなくなり……
断末魔の魚が浮き上がって来る様に
水面で大きく口を開けて“しらふ”の熱い空気を吸い、
みっともなく鼻水を垂らしたその顔を……
夏日に晒すのだ。
でも、後悔とかはまるで無い!
強がりなのか違うのか……
自分ではわからないけど……
そう! 想いは……叶わない方が良いのだ!
おしまい
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