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花火の下で  作者: 青は藍より出でて藍より青し
3/5

3.積分と国語は関係ない

「六花ーー 

 ちょっといい?」

他のクラスのやつが六花に用があるらしい。

「はい、はーい 今行くー

 いい?健太郎、ちゃんと考えとくんだよ

あとでまた聞きに来ます。その時ちゃんと答えられるように」

「分かったよ」

ただでさえ何もないのにこの時間で進路を決めるなど無理な話である。

次の時間は国語の授業。 

僕はこの時間が嫌いだ。

国語は嫌いではない。先生も歳の割に美人でわかりやすい。

問題は隣の席の佐々木椿という女だ。 

国語の授業ではペアワークがある。隣の人と音読するというあるあるのやつだ。しかし、波風立てたくないのに、嵐はやってくる。

彼女がやる気ゼロなのだ。なんなら顔が怒ってるのだ。美人な顔が台無しなのだ。

理由が本当に分からない。積分より分からない。

僕は彼女と話をしたことがないし、接点もない。

おっとこの積分と接点は関係ない。国語という意味でも関係ない。

(僕はこういうの大好き)

そんなことはどうでもいい。

何がこの状況を生み出しているのだろう?

人間関係は本当に難しい、、、



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