次は~ヴェルデ王国、ヴェルデ王国~……快速は止まりません!
まだまだ魔界……
さて、後はゆっくり休んで明日に備えるか。
俺はとりあえず、フェリオスが用意した宿屋で寝る事にした。まぁ、明日は次の王国だしな。
翌日、とりあえずはフェリオスに一声掛けてから、王国出発とするか……
「頼もう~!」
「馬鹿、何故に挑発的なんだ?」
「少しは慎まぬか!」
「馬鹿だよ、やっぱり……」
「ショウジ、大人しくね」
何故だ?俺はみんなに否定されてる。
[どうした?俺を倒しに来たのか?]
「まさか、次の王国に出発するから……まぁ、挨拶だ」
[そうか、道中気を付けろよ……最も、お前は平気だろうがな]
「お前こそ、ハーデスに命を取られるなよ」
[ウム、気を付けよう……俺も、更なる力を求め、少し修行をする。少しはお前の役に立ちたいからな]
「なかなかな心掛けだな。ま、お互いに頑張ろうか?」
[そうしよう]
あれ?周りがポカンとしてるぞ?……どうした?
「どうしたんだ?」
「何故にそんなに仲良く?」
「何が有った?」
「別に……昨日、手合わせしただけ」
「「手合わせ?」」
[そこからは見えんか、ここのカーテンを退けるとだな……]
「うお、壁が無い!」
「ショウジ……あの技を……」
「まぁ、成り行きだね」
「「どういう成り行きだ!」」
[揉めるのは構わんが、後ろの2人は知らんぞ]
あらら、トッカとアリムが立ったまま気絶……しかし、器用だな!
とりあえず、フェリオスに礼言って、ヴェルデ王国に出発だな!
さてさて、魔界を歩いて行く訳だが……遠いんだろうな~……
「ショウジ、余りお痛はするなよ」
「心の臓に悪い……」
「何言ってんだよ、それくらいのサプライズがないと!」
「ショウジ、僕は本当に死んじゃいそうだよ……」
「トッカが死んでも……」
「ショウジ、それ以上はいけません!トッカが可哀想ですよ」
何だろうな~……魔界でほのぼの……魔界良いとこ♪1度はおいで~♪何てな!
[危ない!]
「おう?」
「何だ?」
「鉄壁で弾く!」
[ガキィィィィン]
「……助かったよ、ショウジ」
「ありがとうございます」
誰だ?……しかし、なかなかの技だぞ……
「やるね~、俺の生き方に邪魔そうだから、簡単に片付け様と思ったのに~!」
見るからに愉快な姿だな……こいつはいったい……
「お前は誰だ?」
「ガッさんナイスゥ!俺も知りたい!」
「俺は、天下御免の遊び人!テッサン·ポートランドだ!」
『遊び人?』
「違う違う、天下御免の遊び人だ!」
[して、その遊び人が何の用事だ?]
「だからさ~、俺の楽しい人生に邪魔になりそうなんだよ~!」
「お前の人生なんて、俺達に関係有るのか?」
「我も関係性が見出だせん」
「ショウジ、こいつ馬鹿なんじゃないの~?」
「失礼だねチビ助君。知ってるかい?馬鹿と言った方が馬鹿なんだよ!や~い、バ~カバ~カ!」
「こいつ……頭の中がショウジ並だ」
「おい、どういう意味か説明しろ!」
「馬鹿だって事だよ!」
「自分の馬鹿を棚に上げやがって~……」
「おい、一緒に言ってやろうぜ!」
「そうだな!」
「「や~い、バ~カバ~カ!」」
『何で意気投合してんのさ!』
なかなかいい奴みたいだけど……何か有るのか?
「どうして俺達の命を?」
「俺は楽しく生きたいの!お前達、魔界で色々するだろ?」
「色々……例えば?」
「ハーデスと戦うとか」
「分かってるね~、ダメなのか?」
「ダメじゃねぇんだけどさ~……俺もどっちかに付かないといけないだろ?」
「嫌なのか?」
「嫌だよ!その為に、天下御免の遊び人やってんだから~!」
「何故に魔界に?」
「意外に楽しいぞ!力が有れば、そんなに苦労は無い!」
「確かにその力なら、苦労は無いだろうけど……人間界は?」
「面倒だろ~?力が強過ぎると、み~んな近寄らないしさ~……近寄る時は、困った時だけ。俺は、何もかも嫌になったのさ」
「よ~く分かる!そうだよな~、トッカなんて強い敵が現れると、すぐに俺の後ろに隠れるし……」
「だろ?困った事が終わると、はいさよならだもんな~!」
「おうおう、本当だよな~!」
「困ったぞ、ショウジと意気投合している」
「いや、あれはそんな生温い事ではない」
[2人で企みそうだな]
「僕は文句言われてるよ!」
「トッカ、変な事したら命が無さそうですよ」
??……あっちで、何か変な事話してねぇか?
「時にテッサン、何が面白いんだ?」
「何がって……高みの見物かな?」
「高みの見物?……本当にそうか?」
「何でだ?」
「お前……天下御免の遊び人の前、何やってたんだ?」
「何って……企業秘密だな」
「伝説の冒険者!……かな?」
「おう!……どうしてそれを……」
「俺はリサーチが使える。それも、誰よりも高度にな」
「なら、俺が今の職業になった理由も知ってるのか?」
「それは……お前から言われるまで、知ろうとは思わない」
「……不思議な奴だな……それでも、俺はお気楽に生きていたいんだ」
「そうか……お~い、エモンにガッさん、こっち来いよ」
「何だよ~……」
「何用だ?」
何でだ?だるそうに歩いて来るな~……どうした?
「テッサン、この2人、なかなか面白いぞ」
「面白い?」
「エモン、自己紹介を」
「??……我は助右衛門、江戸の町で剣術で一花咲かせようとしたのだが……天下泰平の世の中、剣術は必要なくなっていた」
「ガッさんもね」
「俺もか?……マイケル·ガーラント、この銃と一緒に流離いの用心棒なんかをやって、色々旅して来た」
「お前とも似てるだろ?……自分の生き方が古くなったが、それでも生き方が変えられない。それでも、こうして生きてる……馬鹿だけどな」
「ショウジのが馬鹿だ!」
「それは納得!」
「おい!」
「……こんな奴も居るのか……俺は、確かに伝説の冒険者と呼ばれた事が有った。確かに、俺は色々と功績を上げた……平和になれば、俺は用済みさ……だから、俺は今の職業を選んだ」
「いいんじゃないか?楽しそうだし!……しかし、魔界は色々とやらないといけない。ハーデスと激突するのも、仕方ない事さ……そこで、楽しくハーデスを倒したいと思うがどうだ?」
「楽しくハーデスを倒す?」
「おう!……出来れば、踊って倒したい所だな!」
「馬鹿が酷くなってるぞ!」
「ガッさん、今更だな」
「……ハーデス倒して、天下御免を続けるってか?……それもまた一興だな!」
「お?力を貸してくれるのか?」
「おう、俺の力でいいならな!」
「頼むぜ、テッサン!」
「よく分からんが、よろしく頼むぜイケメンの兄さん」
「ショウジの馬鹿が染らん様にな」
「知ってるかい?馬鹿って言った方が馬鹿なんだぜ!」
「その通りだ、ショウジ!」
「「や~い、バ~カバ~カ!」」
「グヌヌ……ショウジが増えたみたいだ……」
「先行き不安だね~……」
テレテテッテレ~!新しい仲間~!……こいつ、なかなか楽しいな!
「……馬鹿が増えた……参ったな~……」
創造神は気に入らないみたい……
不思議な男テッサン……主人公と被る性格……




